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T.M.Revolution『スペシャルインタビュー』 約6年ぶり、ファン待望のニューアルバム『CLOUD NINE』がついに完成!自己最高記録を更新したという今作品を通して見えたT.M.R.らしさや今できること、そして今後の展開までじっくりと語ってもらった。
今までの自己記録を更新した=最高傑作

――約6年ぶりのアルバムですが、以前のインタビューで今回は改めていちからT.M.R.を見せるつもりで作っているとおっしゃっていましたよね。
【西川】 やはり6年も空くと、それ以前のT.M.R.を知らない人もたくさんいるでしょうからね。じゃあここでもう1回、過去の曲達も聴いてもらおうかってことで15年間の歴史を網羅したものと、新譜だけのものをパッケージごとに作ったんですよ。それで、新譜自体も王道的なナンバーから新たなサウンドまでいろんなカテゴリーに分けて15年間を包括したような内容になっていまして、僕のなかでは今までの自己記録を更新した作品になっています。

――タイトルの『CLOUD NINE』にもそんな想いが?
【西川】 そうですね。『CLOUD NINE』って最上とか最高って意味があるんですけど、9枚目のアルバムってことでNINEがつく言葉を探していて、これに決めたんです。

――そういう自身の集大成といえる作品作りの中で、新たに見えたことや気づいたことはありますか?
【西川】 自分のなかですごく整理ができたし、T.M.R.でやるべきことが鮮明になりました。この6年っていう年月の中でバンド活動があったり、プラス個人としても舞台やドラマなど充実した活動があって。ともするとそれだけで十分回っているようにも見えるんですよ。でもその中でT.M.R.をあえてやる意味ってものを考えていくと、それ以外の活動もT.M.R.があったからこそなんだなってことが見えてきて。そこを抜きに自分の表現ってものは語れないなと。そういう明確でクリアな目的意識や精神状態でT.M.R.をやることで今回はより"らしい"ものが作れた気はしますね。

――以前はそこまで明確ではなかった?
【西川】 そう。以前はT.M.R.ってこうだよねってものがないから、ただがむしゃらに一生懸命やっていて、いつの間にか自分が作ったT.M.R.のイメージみたいなものに自分を沿わせていくって部分があって。そこで他の活動をして1回、引いて見ることで、自分自身が見えたというか、ボンヤリしていたものが鮮明になったんですよね。

今の自分ができることを表現していきたい

T.M.Revolution ――その“らしさ”を具体的にいうと?
【西川】 もうT.M.R.に対しては音楽性がどうっていうことじゃないなと思うんですよ。自分であって自分じゃないもうひとりの自分というか。スーパーヒーローみたいにこうあって欲しいものってあるじゃないですか。僕のなかではそういった存在かなって。

――それって何があっても不変の固定された存在ってことですよね。
【西川】 だから世代で音楽を切るって感じじゃないし、リフがどうのとかあのメロディーや歌詞がどうとか、そんなものは結構、どうでもよくて。なんかわかんないけど楽しいとか良いとか、そんな気持ちにさせてくれるものがT.M.Revolutionであったらいいなって思います。

――約2年ぶりの全国ツアーもスタートしていますが、どんな風に今のT.M.R.を見せていきたいですか?
【西川】 以前に全都道府県を2周するツアーをやったんですけど、今回はそこまでいかないでも約50本のツアーをやろうと思っていて。しかもあえてデカい会場でやらずにお客さんとより歩み寄れる場所を選んだんですよ。そういう形でみなさんとの繋がりを感じながら、今の自分ができることを表現していきたいですね。

(文:若松正子)

リリース

CLOUD NINE【初回生産限定盤A】
T.M.Revolution
2011/04/20[アルバム] 価格:\3,900(税込)
EPICレコードジャパン 品番:ESCL-3638/9

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CLOUD NINE【初回生産限定盤B】
T.M.Revolution
2011/04/20[アルバム] 価格:\3,500(税込)
EPICレコードジャパン 品番:ESCL-3640

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CLOUD NINE【通常盤】
T.M.Revolution
2011/04/20[アルバム] 価格:\3,059(税込)
EPICレコードジャパン 品番:ESCL-3641

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プロフィール

1970年9月19日生まれ。滋賀県出身。A型。
1996年3月、プロデューサー・浅倉大介のもと、ソロプロジェクト"T.M.Revolution"をスタート。
1996年5月13日、シングル「独裁-monopolize-」でデビュー。
1997年7月1日、シングル「HIGH PRESSURE」をリリース。爽快な楽曲とともに本人のキャラクターや奇抜な衣装が、話題になる。
1998年1月21日、アルバム『triple joker』をリリース。ダブルミリオンの大ヒットを記録。
2004年3月31日、オリコン・エンタテインメントより西川貴教としては初作品となる書籍『西川貴教のとなりの芝生』をリリース。
2006年1月1日、リクエストセルフカバーアルバム『UNDER:COVER』をリリース。
2006年6月7日、デビュー10周年記念ベストアルバム『1000000000000』をリリース。
2006年12月6日、西川貴教による新バンドプロジェクト"abingdon boys school"でシングル「INNOCENT SORROW」をリリース。
以降、abingdon boys schoolとしては、これまで2枚のアルバム『abingdon boys school』『ABINGDON ROAD』、8枚のシングルをリリース。
2008年6月11日、シングル「resonance」をリリース。
2010年3月24日、ガンプラ生誕30周年を記念したスペシャルコラボアルバム『X42S-REVOLUTION』をリリース。
2010年8月11日、シングル「Naked arms/SWORD SUMMIT」をリリース。
2010年12月1日、シングル「Save The One,Save The All」をリリース。
2011年4月20日、アルバム『CLOUD NINE』をリリース。

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