|
メールなどで「(笑)」みたいな意味で使うスラング(lol=laugh out loud)をタイトルに付けた新曲「LOL!」は、いつものクールビューティさに解放感をプラスした意欲作。ラップ風のボーカルにも初挑戦してハジけてます!
── 「LOL!」は今までと違う軽やかさが出たチャーミングなダンスチューンになりましたね。
【黒木】 今回は、今まで出してきたものの延長線上の黒木メイサと、今までになかった黒木メイサ、その両方を1曲に入れたいと思ってたんです。これまではモノトーンな印象が多かったけど、今回は柄なイメージ。マーブル模様っていうのかな。パキパキとした感じじゃなくて、グニョグニョって感じですね。
── ラップ風のボーカルにも初挑戦しました。
【黒木】 楽しかったですよ、デモを聴いたときから「いいじゃん、これやっちゃう?」って言ってたし。しかもアンジェーリナ・ジョリーに会ったあと(7月28日に映画『ソルト』のPR目的で来日した彼女と対面)のレコーディングだったからノリノリでした。
── その部分はこれまでにないオラオラ系の声色で、初挑戦とは思えないほどハクがありました。ラップ、まだまだイケるんじゃないですか?
【黒木】 ありがとうございます。じゃあ、全ラップいきます、今度(笑)。そのところは(作曲者の)JUNEが細かくディレクションしてくれたんで、それに従いながら、音に呼ばれるままのテンションで歌ってたんです。「もっとワルく!」「もっとエロで!」「OK!」って(笑)。
── この曲のテーマをメイサさん風にいうと?
【黒木】 「なんくるないさ〜」ですね。今を大切に生きる私としてはすごく納得できるというか、今回はプライベートでも、もう笑い飛ばそうっていうことが実際に起こったりしていて。後悔はしたくないし、かといって逃げるのとはまた違うけど、起こったことは起こったこととして受け止めて、あとはもうなるようにしかならないっていう。そういう歌詞だと思います。
女友達と話してると、よくドMだねって言われるんです……
── 歌詞には「人生は苦いから美味しい」というパンチラインもありますね。
【黒木】 最近、女友達と話してるとよくドMだねって言われるんです。恋愛話でも何でも「お前は悲劇のヒロインか!」って言われるの。この曲では、笑い飛ばせとか後悔したくないとかいってますけど、なんだかんだ言って“あのときこうすれば良かった”とか、結局、自分を可愛がってるんですよね。でも、今までやってきた曲もそうですけど、実際自分がそうじゃないからこそ(曲に)理想を求めてるところがあって。くよくよして友達に泣きついて、「お前、Mか」って言われてまた凹んで、実際は全然“LOL”な感じじゃなかったりするわけですよ。だけど、そうやって日々を過ごせたら壁を乗り越えられるのも早いんだろうなとか、楽しいんだろうなって思ったりするから。そういう気持ちが今回出てると思います。
── 2曲目「Be Like That」は、男性の部屋に見慣れない化粧品を見つけても気に留めないよう努めるという、けなげでいじらしい恋愛心理が描かれてますね。
【黒木】 正直、寂しいというか虚しいですよね。でも、私はこういう人かもしれない。「LOL!」では、「いいじゃん、そんなの」って笑い飛ばしているけど、この曲は、そういうことを笑い飛ばせない人の歌。
── 男性に対する皮肉も含んでますよね。
【黒木】 そうですね。“こうやっとけば、けなげなんでしょ?”っていう。でも、こういうねちっこい攻めというか、陰湿な感じって多かれ少なかれ女性は潜在的に持っていると思うんですよ。それにかわいいんですよ、この子。最後に、こうやっておけば嫌いになっていけるよね、だって悔しいけどまだ好きだからって。そこが女心なんです。
▲このページの最初に戻る
 |
|
|