ORICON STYLE

2009年07月15日
the GazettE Special Interview 黒?白?グレー!? コアなだけじゃない絶妙なバランスの“薄暗さ”
ホワイトにもブラックにも取れるアルバム

――アルバム制作は2年ぶりになりますが、どういうものにしようと?
【ルキ】 自分たちでも、そう出来ないアルバムを作ろうって思いましたよね。ファンよりも、自分たちが一番期待しているアルバムっていうか。

――具体的にはどんなコンセプトで?
【れいた】 曲が出揃ったときに、DIMという言葉が出てきて。これがある意味コンセプトというか、イメージになりましたね。
【ルキ】 作り始めたときと完成したときでは、イメージが違っているんですよ。もっと偏っているアルバムなのかなって思っていたし、初めはもっともっと暗かったんです。でも、シングル曲とSEが入って、いいバランスになって。
【れいた】 マニアックになる気がしていたんですけど、ただマニアックなだけじゃなくなりました。

――DIMっていう言葉は、どういうところから出て来たんですか。
【ルキ】 終わりに近づいているというか、そういうイメージからですよね。死ぬ寸前が一番怖いじゃないですか。そういう状況だったり。だから、ダークネスじゃないなって自分では思ってて。ブラックじゃなくて、グレーって感じ。ホワイトにも、ブラックにも取れるし。

――暗いだけじゃないと。
【れいた】 (聴き手を)ただ落とすために作っているんじゃないんで(笑)。

シングルとアルバム曲の相乗効果でいいバランスに

――バンドとして素直にカッコいい部分とか、純粋に音として楽しめる部分もありますもんね。
【れいた】 偏っていないし、でもコアなところはひたすらコアだし。バランスはすごいよく出来たと思います。

――SEが5曲が入っているところからも、しっかり構成は練ったのかなと思うんですが。
【ルキ】 曲の間に空白時間を作らないっていうか、すっと通して休む時間がないような、気づいたら最後までいって終わっているっていう感じにしたかったんですね。通して聴いたときに一番よさがわかるアルバムというイメージです。

――そういう点が聴きどころでもありますか。
【れいた】 流れで聴くと、シングルがちょうどいい位置にあるなって。アルバムの曲とシングルと、いい相乗効果が生まれましたね。
【ルキ】 1枚通して聴いてもらったほうが、このアルバムのよさがわかると思います。歌詞も、音楽も、ジャケットも大事だし、全部に気合が入ったアルバムなんで。まだ限定盤のDVDに入る『THE OTHER SIDE OF [DIM]』っていうドキュメントが終わっていないんで、安心は出来ないですけど。

――まだなんですか!?(取材は6月下旬)
【れいた】 どうやって『DIM』が出来たかが伝わるように映っていないと、入れた意味がないんで、こだわってこだわって、こんな時期になってしまっています(苦笑)。
――間に合うよう祈ってます(苦笑)。

(文:村山幸)
Release

DIM【Limited Edition(CD+DVD)】
the GazettE
発売日:2009/07/15 [アルバム] 価格:\3,780(税込)
キングレコード 品番:KICS-91479

DIM【通常盤】
the GazettE
発売日:2009/07/15 [アルバム] 価格:\3,100(税込)
キングレコード 品番:KICS-1479

CDを購入する(Amazon)
Profile the GazettEの写真

メンバーは、Vocal.ルキ、Guitar.麗、Guitar.葵、Bass.れいた、Drums.戒。激しく重厚なサウンドの中にも心に残るメロディを芯に持つヴィジュアル系ロックバンド。とくに若年層の間でその名は浸透し、日本の音楽シーンで唯一無二の存在として認知されている。前作から2年を越えてリリースされる、待望のニューアルバム『DIM』を引っさげて、20ヶ所22公演の全国ツアー『DIM SCENE』がスタート。ツアーファイナルではさいたまスーパーアリーナでの公演も決定している。
2007年7月4日、アルバム『STACKED RUBBISH』をリリース。3位を獲得。
2008年2月13日、シングル「紅蓮−Auditory Impression−」をリリース。3位を獲得。
2008年11月12日、シングル「LEECH-Optical Impression-」をリリース。2位を獲得。
2009年3月25日、シングル「DISTRESS AND COMA-Optical Impression-」をリリース。3位を獲得。
2009年7月15日、アルバム『DIM』をリリース。

ARTIST PAGE ARTIST COMMUNITY OFFICIAL SITE