ORICON STYLE

2009年07月01日
Kalafina special interview
オリジナリティー溢れる幻想的な音楽で人気のグループが登場!
 3人の歌姫による独創的なコーラスワークと、オリジナリティー溢れる幻想的な音楽で人気を集めるKalafinaが、7月1日に新たな方向性を打ち出したシングル「storia」をリリースする。民族音楽のトラディショナルなグルーヴと、モダンなサウンドが融合した本作について歌姫、keiko、wakana、hikaruの3人に話を聞いた。
ユニットとしての意識とか結束力をすごく感じている

――Kalafinaのこれまでの活動は、劇場作品『空の境界』のテーマソングを手掛ける為の限定的なユニットだと思っていたのですが、今年から活動の方向性がガラリと変わりましたよね?
【Keiko】 そうですね。デビューシングルの「oblivious」から始まったユニットですが、シングルを重ねるごとに、プロデューサーの梶浦(由記)さんが、私たちの個性を尊重するような音楽性や曲調で楽曲を作って下さるようになって。アルバム『Seventh Heaven』の制作あたりには、当初とはかなり意識が変わってきていました。
【Wakana】 私にとっては、活動を始めた時期と比べたら180°といっていいくらいに意識は変わりました。今はこの3人と梶浦さんで作り上げる、オリジナルのユニットとして世界観が生まれていると思います。
【Hikaru】 3人の声が生み出す一体感とか、そういう部分がいま一番大事に思えるんですよ。ユニットとしての意識とか結束力は、すごく感じていますね。

――今回リリースされるシングル「storia」は、そんなKalafinaのまったく新しい側面が押し出された楽曲ですね。ケルト風の旋律や軽快なリズムで、躍動的に幻想的な世界観を歌い上げています。
【Wakana】 可愛らしさもあるし、爽やかさもある曲ですよね。イントロのコーラスから、サビの流れるような展開とか、すごく鮮やかで綺麗で。梶浦さんの楽曲はいつも新鮮なイメージを与えて下さるのですが、今回は特にその新鮮さを感じました。
【Keiko】 確かにこの曲は、今までのKalafinaには無かったイメージがありますね。Aメロとサビで訴えかけているメッセージも違うので、曲調やコーラスにもメリハリがあるし、メロディーや歌詞にはどこか物悲しい、儚さみたいなものが漂っていて。どの時代のどこの国かは分からないけれど、その幻想的な物語性がこの曲の魅力だと思っています。この恋い物語を奏でていくには、やっぱり3人の歌声が必要不可欠で。
【Hikaru】 でも正直、Kalafinaの曲は難しいんです(笑)!表現力がすごく求められるので、もう1年以上Kalafinaで歌っているのに毎回挑戦ですね。梶浦さんの創造する幻想の世界に飛んでいくような、その世界の内側で歌うようなイメージです。

レコーディングの時からライブを想定している

――一方カップリングの「lirica」は、これまでのkalafinaのイメージを踏襲した楽曲といえそうな、荘厳なムード漂う神秘的なナンバーですね。
【Keiko】 そうですね。「storia」とは違ってダークな色調の楽曲で、Kalafinaとしては王道感があります。ただ、「storia」の世界観と無関係かというとそうではなくて、共通する単語やイメージも出てくるんですよ。なので、繋がっていく物語だと思いながら歌いました。2曲とも何かの作品の主題歌ではないので、kalafinaとして提示する音楽だということは、かなり意識しています。
【Wakana】 この曲の間奏部分で、ファンのみなさんにはお馴染みの「梶浦語」という造語がコーラスで入ってくるのですが、それがまたダークなムードを掻きたてるようで、私はすごく好きですね。ただ、この曲も大変な難曲なので、ライブをイメージしたら、ちょっと怖くなりました(苦笑)。でも、「storia」と「lirica」を聴いてライブが観たいともし思って貰えたのなら、すごく嬉しいです。

――やはり現在は、常にライブを見据えた活動をしているんですね。
【Hikaru】 いつの間にか、そうなってきましたね。レコーディングの時も、常に頭のどこかにはライブのことを考えていますね。
【Keiko】 ワンマンが8月26日にあるので、この2曲を披露するのが楽しみですね。今回のシングルは、今までの活動の固定概念とは少し離れた楽曲になっていると思うので、Kalafinaのファンのみなさんも、このシングルではじめて知った方も、新鮮な気持ちで聴いて頂けると嬉しいです!

(文:冨田明宏)

RELEASE


storia【初回生産限定盤DVD付】
Kalafina
2009/07/01[シングル]
価格:\1,575(税込)
SME Records
品番:SECL-786/7
CDを購入する(Amazon)このCDについて語ろう

storia【通常盤】
Kalafina
2009/07/01[シングル]
価格:\1,223(税込)
SME Records
品番:SECL-788
CDを購入する(Amazon)

PROFILE

ヒットメーカー梶浦由記による女性ヴォーカリストのオーディションからスタートした、新プロジェクト“Kalafina”。数度にわたるオーディションを経て、複数の女性ヴォーカリストを選出後、梶浦由記が作り出す楽曲毎に最適のボーカリストを起用するというスタイルをとる。現在は、Wakana、Keiko、Hikaruの3人組。
2008年1月23日、シングル「oblivious」でメジャーデビュー。劇場アニメ映画『空の境界』(全7作連続劇場公開作品)のエンディングテーマで人気を獲得。
2008年4月23日、アルバム『Re/oblivious』をリリース。
2008年7月30日、シングル「sprinter/ARIA」をリリース。
2008年12月24日、シングル「fairytale」をリリース。
2009年3月4日、シングル「Lacrimosa」とアルバム『Seventh Heaven』をリリース。
2009年7月1日、シングル「storia」をリリース。

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