ORICON STYLE

2009年05月07日
加藤ミリヤ×清水翔太 Special Interview
待望のコラボ!同年代のふたりが共通して言える“Love”とは?!
一緒にやるなら、翔太以外は考えられなかった
加藤ミリヤ×清水翔太の写真

――ファン待望のコラボレーションですね。
【清水翔太】 当時から漠然と、アーティスト同士として一緒に音楽をやりたいという気持ちがあったと思うんです。それが実現して楽曲が出来上がったときに、ここには、その頃からの想いが表れてると感じました。

――2人は同じ年ですが、お互いのアーティストとしての魅力とは、どんなところですか?
【加藤ミリヤ】 いっぱいありますよ。私のほうがデビューしたのは早くて、同世代のアーティストはたくさんいたんですけど、曲も歌詞も書く人って意外と少なかったんです。だから翔太はすごいと思った。あとは、私はデビューして4年くらい経ってやっと、本当の意味での自分の見せ方がわかってきたのに、翔太はデビュー前に会ったときからそれをわかってたところもすごいなと。だから、今回のコラボを一緒にやるのは、翔太以外は考えられなかったですね。
【清水】 ありがとうございます(笑)。僕としては、ミリヤさんのソングライターの一面がすごく印象的でしたね。僕は自分の楽曲が好きで本当に愛していて、その他の楽曲にあまり興味が向かなかったんです。でも、自分の中にいろんな音楽を吸収したいと思っていろいろと聴き始めたなかで、ミリヤさんの音楽っていうのは、同じ年で同じ時代背景の中を生きてきたはずなのに、自分にない魅力的なモノをすごくたくさん持っている方だな〜と思いました。

――音楽の趣味は、似てるところはあるんですか?
【加藤】 翔太のほうがだいぶ渋いですよ。私はもっと単純だし、流行りモノが好き。お互いにブラックミュージックが好きだし、翔太は最近の曲もちゃんとアップデートしてるから「これいいよね」ってすぐに話が通じるんだけど、翔太が「いい!」って思う曲は、かなり渋い。
【清水】 (笑)。

――翔太くんはブラックミュージックのルーツ寄りですよね。そういう部分でも刺激し合えてるんですね。
【加藤】 すごく勉強になります。
【清水】 同じブラックミュージック好きだけど、そのなかでも選択肢があって、お互いの向かう先が違ったり、ときどき違うモノを選んでいたりするんです。でも2人とも日本でシンガー・ソングライターとして音楽をやっている以上、いろんなモノを経験して吸収したあとはそれを日本の音楽として自分の中で変換していってるんだってことは感じますね。

2人に共通する“Love”=“音楽に対する愛”

――そして満を持してのシングルですね。「Love Forever」は、とてもキラキラしている曲だな〜と感じました。
【加藤】 最初に2人で話し合いをして、バラードじゃないなと。アップテンポにしたほうが面白いし、“こうキタか!”と思わせたくて。

――トラックは2曲ともピアノが主体ですね。そこは2人にとって重要でしたか?
【加藤】 そうですね。個々の曲でもそういう曲が多いと思うし、私も翔太も“どこか切ない”っていうのが共通点であると思うので、ピアノは自然な流れであり、この曲にとってなくてはならないモノでした。

――ラブソングですね。
【清水】 ハイ。でも、ただ男女のラブソングを歌うのは違うなと思ったんですよ。今の2人にしかできない歌にしたいっていうのが前提としてありました。そう考えたときに、僕たち2人に共通する“Love”って、“音楽に対する愛”なんです。じゃあ僕たちは“君”という言葉を“音楽”に置き換えて書いてみようというところから始まったんです。そしてこの曲を聴いてくれた人が、それぞれの“Love”の対象にしてもらえればいいかな?って。それは好きな人だったり恋人や友だち、家族、自分の夢、すべて当てはめられるような曲に仕上がったと思います。

――あぁ、その話を聴いて“Love”という言葉と“Forever”という言葉が、この歌には必要だったんだなと納得しました。
【清水】 僕たちにとって一番リアルなモノは音楽だし、もう10年以上向き合ってきてるし。これからも絶対に向き合っていくという確信があるし。だからこそ“Forever”という言葉をここにつけることができてよかったと思いますね。

――“音楽とは?”みたいな語り合いはあったんですか?
【加藤】 基本的に語り合うってことは今までにないんですよ。それよりも歌詞を見れば翔太の考えてることだったり、生きてきた人生が見えるので、あえてそういう話はしないですね。
【清水】 たぶん、それが同年代であることの強みなんじゃないかな。共感を得やすいっていうのもあると思うんです。

どんな環境でも歌えることがプロだと思う

――レコーディングはどうでしたか?
【加藤】 ずっと一緒にスタジオに入ってましたね。そこで感じたのは、2人ともその環境への順応力が高いってこと。どんな環境でも歌えるんです。でもそれって大切だと思うんですよね。いつでもReadyな気持ちにしておけるのがプロだと思っているので。

――2曲目の「Looking your eyes」にも“永遠”という言葉が出てきますが、永遠って、あると思いますか?
【加藤】 あると思いたい・・・って感じ。音楽は永遠につきあっていくけれど、恋愛もすごく大切なモノだから。永遠だと思いたい。
【清水】 音楽以外では確信を持って言えるモノがまだないので、僕も同じく、あると思いたいっていう気持ちです。

――「Looking your eyes」は、男女の素直な気持ちを双方から綴っていますね。
【加藤】 好きだからこそ“こうしてほしい”、“私はこう思うの”って言いあえる、そんなシンプルな歌ですね。これは2人で楽しみながら作りました。

――自分たちの恋愛経験が生かされた作品ですか?
【加藤】 私は基本的に、自分が経験したことや人格が出ちゃうタイプなので、この女性は加藤ミリヤだと思ってもらっても間違いではありません(笑)。
【清水】 僕は・・・この歌ほど強気ではないと思います(笑)。今回はある意味、演じる楽しさみたいなモノがあったんですよ。でもある程度、男子が思うことというか、男の子が苦手だろうなと思う女の子の部分に対してのリアクションを書いてみました。でも、恋人同士でケンカしたときに、“何のためにケンカしてるのかな?”と考えると、一緒にいたいから、好きだからってことが根本にあると思うんですよ。
【加藤】 そうだね。世の中の女子と男子の気持ちだと思う。

――2人の性格的な共通点は?
【加藤】 根暗なところ?(笑)
【清水】 根暗っていうか・・・(笑)、考えてると深いところまでいってしまうっていう。それってけっこう危険なことでもあるんですけど、ちゃんと朝までには戻って来れます、みたいな(笑)。って部分は似てると思います。

――そして今後の活動は?
【加藤】 今、私の中ではすでに(翔太と)グループなんで(笑)。今後はこの「Love Forever」にかかっているかもしれませんね(笑)。

(文:三沢千晶)
Release

Love Forever【初回生産限定盤DVD付】
加藤ミリヤ×清水翔太
発売日:2009/05/13 [シングル] 価格:\1,575(税込)
ソニー・ミュージックレコーズ 品番:SRCL-7034/5

Love Forever【通常盤】
加藤ミリヤ×清水翔太
発売日:2009/05/13 [シングル] 価格:\1,223(税込)
ソニー・ミュージックレコーズ 品番:SRCL-7036

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Profile

【加藤ミリヤ プロフィール】
14才から作詞・作曲を始める。
2003年、レゲエディスコロッカーズのアルバムの1曲にゲストボーカルとして参加し、翌年童子-Tの「勝利の女神」にフィーチャリング参加するなど、デビュー前からクラブシーンを騒がす存在に。
2004年9月8日、シングル「Never let go/夜空」で待望のデビュー。
以降、「19 Memories」「SAYONARAベイベー」など、ヒット曲をリリース。
2009年11月、初のベストアルバム『BEST DESTINY』をリリース。初登場1位を獲得。
2009年1月28日、シングル「20-CRY-」をリリース。

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【清水翔太 プロフィール】
地元・大阪のスクールでゴスペルを学び、ソウルミュージックに魅せられたことをきっかけに作詞・作曲・アレンジを行うようになる。
2007年7月18日、デビューに先駆け、童子-Tのシングル「ONE LOVE feat.清水翔太」に参加し、新人らしからぬ堂々たる歌唱にファンの間で話題になる。
2008年2月20日、シングル「HOME」で待望のメジャーデビュー。新人ながら異例の初登場5位を獲得し、各方面より話題を集める。
2008年11月26日、アルバム『Umbrella』をリリース。

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2007年9月26日、セリーヌ・ディオンのトリビュートアルバム『セリーヌ・ディオン トリビュート』では、国内の実力派アーティストたちと肩を並べ、「I'M YOUR ANGEL」を加藤ミリヤ&清水翔太名義で参加。セリーヌ・ディオン&R.ケリーによるオリジナルを独自の解釈で歌い上げ、日本人離れした、ソウルフルかつ圧倒的な歌唱力を印象付けた。
2009年5月13日、加藤ミリヤ×清水翔太名義でシングル「Love Forever」をリリース。

PV「Love Forever」PLAY