ORICON STYLE

2008年03月05日
Every Little Thing Special Interview 色んな曲が詰まった宝箱のような楽しいアルバム!
スペシャル映像 ArtistPage Official Site
“今までとは一味違った曲作りにも挑戦

――温かく、ポップな手ざわりのアルバムになりましたね。
【持田香織】 いい意味で、そんなに感情的にならず、フラットに作れたのかなって思いますね。「commonplace」「Crispy Park」のときは、もっと自分の感情も激しかったり、でも、だからこそ愛しいものだったりもするんですけど、今回はもう少し上手く自分と向き合いながら、まわりともバランスを取りながら作れたんじゃないかなって。

――客観的な視点があった?
【伊藤一朗】 そうですね。わりと早い段階で収録する曲を決めたこともあって、1曲1曲に対するアプローチもいろいろ試せました。自分で聴いていても楽しいです。

――そう、“聴いてて楽しい”というシンプルな手応えを感じるんですよね。「まさかのTelepathy」「パリの娘」みたいに、軽やかでポップな曲も多いし。そう言えば持田さん、今年の初めにパリに行ったとか?

【持田】 そうなんです。歌詞のなかにパリらしいものは何ひとつ入ってないんですけど、そのときの空気が曲のなかに入っていればいいなって思って。そういう書き方って、あんまりしたことないんですよ。どちらかというと、自分の気持ちだったり、内面的なものを言葉にしてきたので。

――歌詞においても、発想が広がっているんでしょうね。一方ではレゲエテイストの「カラカラ」もあって。
【伊藤】 アルバムのときは、こういう変化球的な曲で遊んでみたいっていう欲求もあって。こういうスタイルはやったことがないので、斬新に聴こえるかもしれないですね。
【持田】 真冬に録っていたんですけど、スタジオは夏の感じでした(笑)。
【伊藤】 ぜんぜん寒くなかった(笑)。そういえば冬の情景の「恋をしている」は真夏に録ってたんですよ。全員、汗だくになりながら。

――(笑)。春らしい雰囲気の「サクラビト」もあるし、四季がしっかり描かれてるアルバムでもあるなって。
【持田】 シングルの流れも、“季節とともに届けらたらいいな”っていう意識もあって。それが自然に出てるんじゃないかな。

“歌うことって楽しいなということを改めて感じた

――季節感もサウンドもカラフルで。ボーカリストとしてもいろんなトライアルがあったのでは?
【持田】 何て言うんだろう、発音、発声というところではいろいろあるんですけど、丹田(へその下のあたり)からグーッと声が通っていく感じは、どの曲も同じ感覚でやれたなって思っていて。歌うことって楽しいなということを改めて感じたレコーディングでしたね。

――なるほど。ラストの「オフェリア _act2」も印象的でした。
【持田】 アルバム全体をきれいにまとめてくれてる曲ですよね。この曲が最後にあることで、アルバムがしっかり完結されてる感じがあって。

――「すべては/君自身だよ」というフレーズにもグッときました。
【持田】 それもつながりましたよね、『Door』というところに。
【伊藤】 どんなアクションを起こすのは、その人次第ですからね。1曲1曲の扉を開けて、そこで何かを感じてくれたら嬉しいです。
【持田】 うん、まずは開けてみないとわからないですから。

――持田さんもやっぱり、「何事も自分次第だよな」って気持ちが強い?
【持田】 そうですね・・・。そこは避けては通れないんだろうなって思います。ただ、そこまで重く考えてるわけではないんですけどね。どちらかというと、直感でパパッと進んでいくタイプだったりもするので。

(文:森朋之)
RELEASE
Door【初回限定盤DVD付】

Door【初回限定盤DVD付】
Every Little Thing
発売日:2008/03/05[アルバム]\3,990(税込)
エイベックス・トラックスAVCD-23478/B/p>

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Door【通常盤】

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Every Little Thing
発売日:2008/03/05[アルバム]\3,059(税込)
エイベックス・トラックスAVCD-23479

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PROFILE

持田香織(Vo)、伊藤一朗(G)の2人組。
1996年8月7日、シングル「Feel My Heart」でデビュー。
1997年4月9日、1stアルバム『everlasting』をリリース。自身初の1位を獲得し、売り上げは200万枚を超える大ヒットを記録。以降、『eternity』『Many Pieces』『Every Best Single+3』『commonplace』で1位を獲得。
1997年12月31日、TBS系『第39回輝く!日本レコード大賞』で、優秀作品賞を受賞(受賞曲「Dear My Friend」)。
1998年2月11日、シングル「Time goes by」をリリース。シングルで初のミリオンセールスを記録。
1998年12月31日、TBS系『第40回輝く!日本レコード大賞』で、ベストアルバム賞を受賞(受賞作品は『Time to Destination』)。
2006年6月14日、シングル「ハイファイ メッセージ」をリリース。
2006年8月9日、アルバム『Crispy Park』をリリース。
2006年8月30日、シングル「スイミー」をリリース。
今年で、デビュー10周年を迎える。
2007年2月14日、アルバム『14 message〜every ballad songs 2〜』をリリース。
2007年8月8日、シングル「キラメキアワー」とDVD『Every Little Thing 10th Anniversary Special Live at Nippon Budokan』を同時リリース。
2007年10月31日、シングル「恋をしている/冬がはじまるよ feat.槇原敬之」をリリース。
2008年2月13日、シングル「サクラビト」をリリース。
2008年3月5日、アルバム『Door』をリリース。

オフィシャルサイト
【過去のインタビュー】
■シングル「恋をしている/冬がはじまるよ feat.槇原敬之」インタビュー
  『槇原敬之のあの名曲をカバー!新曲の制作エピソードを語る!!』(2007/10/31)
■シングル「キラメキアワー」インタビュー
  『“新しいことがはじまる!”予感に満ちたポジティブな新曲!!』(2007/08/08)
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