ORICON STYLE

2006年08月16日
スキマスイッチ
SPECIAL INTERVIEW
スキマスイッチ曰くフルアルバムくらい充実したシングル!!
PV「ガラナ」 配信終了
動画はWindowsMedia Playerで御覧になれます。
凝ったコード展開とサウンドアレンジ、スキマスイッチらしいピアノの演出、ディキシーランド風のインスト──。スキマスイッチ曰く“フルアルバムくらい充実したシングル”と胸を張る、さらなる振り幅を見せつけたサマーシングルが届いた。

“勢い”と“今までのスキマスイッチにない感じ”がキーワード

──スローナンバーのシングルが続きましたが、「ガラナ」は一転、デビュー曲「view」のような疾走感をもつ、シンコペーションが効果的なアッパーソングですね。さらに映画『ラフ』の主題歌ですが、制作コンセプトは?
【大橋】 あだち充先生の作品はいつも愛読しているんですが、その中でも一番好きな作品なので、あのころの男の子の気持ちを多少意識したかもしれません。映画サイドからは“とにかくハジけた曲を”ということだけ言われていましたね。
【常田】 僕らとしても、ライブで勢いが出せるようなアップテンポな曲を書きたかったんです。音が割れているような粗いサウンドを目指しました。

──サビで同主調へ転調をしていますが、それを感じさせないコードワークは秀逸でした。Aメロとサビでの、メジャー感とマイナー感の場面展開が印象的です。
【常田】 Aメロとサビとのギャップは意識しましたね。大橋君が歌いたいメロディラインに合わせて場面場面で調を合わせていったんですけど、個人的にはメジャー感、マイナー感に加えてメジャー7や9thなどのコードの雰囲気を、メロディの勢いやセンテンスに合わせて使うのが好きなんです。ちなみに細かい部分ではありますが、最後のサビ前だけ展開を変えたところが特に気に入っていますね。

──楽器に関しては、1つのパートのリフでの構成ではなく、エレキやアコギ、ピアノ、ストリングス、サビでのアナログシンセなど、全楽器が調和して成り立っていると感じましたが?
【常田】 “勢い”と“今までのスキマスイッチにない感じ”をキーワードにアレンジしました。ちなみに「ガラナ」は、シングルのタイトル曲では初のエレキギター導入曲でもあります。そしてストリングスは、全体でひとつのライン、というイメージでアレンジしてみました。ずっと試してみたかったオクターブピアノとのユニゾンもインターリュードで実現できてよかったです。

──歌詞で特にこだわったことは?
【大橋】 “ガラナ”は強壮剤、興奮剤といった効能がある実の名前です。だから歌詞は、とにかく振り切った感じを出すための言葉選びに時間をかけました。例えば“フルテン(アンプなどのボリュームを最大にすること)だ”とか。

強行ロケの末、スキマスイッチ解散の危機!?

──そして、カップリング「スフィアの羽根」は、ピアノがメインとなる部分やコード進行も含め、“スキマスイッチの王道”といえる曲調ですが?
【大橋】 もともとモチーフは持っていて、タイアップのお話をいただいてから2人でブラッシュアップしていった曲です。
【常田】 最近Jリーガーの友だちと話していて、彼と似た境遇を発見したのがきっかけでできたんですよ。歌詞は“周りの期待に応えられるようにもっと自分頑張れ!”というイメージですね。

──さらに初回生産限定版には映像コンテンツが収録されるんですよね?
【大橋】 今回はすごいです!!強行ロケの末、スキマスイッチ解散の危機か(笑)!?
【常田】 企画自体がノリで考えついたものなんです(笑)。そんな勢いと地元の方との触れ合いがかなり見どころなので、楽しんでください。
(文:井桁 学)
RELEASE

ガラナ
スキマスイッチ
2006/08/16[シングル]
BMG JAPAN
【初回限定盤】
\1,575(税込)
AUCK-19920/1
CDを購入する
【通常盤】

\1,260(税込)
AUCK-19014
CDを購入する
東宝配給映画『ラフ』主題歌
ANB系『熱闘甲子園』テーマソング
ANB系『速報!甲子園への道』テーマソング
ANB系『大会中継』テーマソング
NTV系『ズームイン!!SUPER 春のお天気』テーマソング
PROFILE
1999年に結成された大橋卓弥、常田真太郎の愛知県出身の二人によるユニット。
2002年8月、『AUGUSTA CAMP 2002』のサブステージに出演。圧倒的なパフォーマンスで多くの観客を魅了する。
2003年7月、シングル「view」でメジャーデビュー。
2003年9月、アルバム『君の話』をリリース。
2004年6月23日、アルバム『夏雲ノイズ』をリリース。自己最高の2位を獲得。
その後、シングル「冬の口笛」 「全力少年」 「雨待ち風」をリリースし、次々とヒットを記録。
2005年7月20日、アルバム『空創クリップ』をリリース。自己最高の首位を獲得。
2006年3月1日、シングル「ボクノート」をリリース。3位を獲得。
2006年8月16日、シングル「ガラナ」をリリース。
オフィシャルサイト
【過去の特集】
■シングル「ボクノート」インタビュー
 『待望のニューシングルはドラえもんとコラボ!』(2006/03/01)
■アルバム『空創クリップ 』インタビュー
 『いい意味で完結せず、次へ羽ばたけるアルバム』(2005/07/20)
■シングル「雨待ち風」インタビュー
 『こんな感情的な歌は今までに無い』(2005/06/22)