ORICON STYLE

2006年01月25日
あの要潤がPVに参加!
SunSet Swish 極上のポップスを奏でるSunSet Swishとは?!

とりあえず覚えといて絶対損しないです、このSunSet Swish。声も含めた楽器の音を愉しむ機会が、著しく乏しい昨今の音楽シーンで、彼らのサウンドと楽曲達が奏でる“心地好いエゴ”は絶品なのである。いやマジで。

このバンドに命を賭ける気になった

 最近SunSet Swishが、かなりの勢いで私の琴線を掴んでいる。
 ボーカルとギターとピアノという、いわゆるメロディ楽器3本がそのままトリオを組んでるスタイルといい、その各々がやたら心地好い音を出してるアンサンブルといい、愛想がない音がやたら蔓延してるこのシーンでは、懐かしくて新しいのだ。メロは日本的だけども、サウンドは70年代の良質なアメリカン・ポップスを彷彿とさせてて――このスマートさは、かなりいい。
 2ndシングル“風のランナー”が『冒険王ビィト エクセリオン』、3rdシングル“マイペース”が『BLEACH』と、共に人気アニメのエンディング曲ではあるが、子供だけに聴かせるにはもったいない連中だ。はは。
「実際、アニメっぽい曲作れないんですよ(苦笑)。そんなに器用でないので、子供にもわかりやすい曲は難しいし」(石田)
 3人での初ライブを終えた瞬間、石田と冨田は佐伯の“耳にした瞬間に誰もが立ち止まる”ボーカル力に、佐伯は石田の書くメロディの美しさと冨田の“古いけど、いい!(苦笑)”ギター・ソロに各々魅せられ、このバンドに命を賭ける気になったという。
「大学行って就職もしてたのに、次の日会社辞めました!(失笑)。音楽を諦めて働いてた僕の心に訴えかけてくる、メロディと歌詞とギターのフレーズだったんで」(佐伯)
「その説明、かっこええねっ」(石田)
「僕のギターは、実はサンタナを意識してるんです(照笑)」(冨田)
「時代には逆行した、ギター・ソロを入れていくコンセプトでSunSet Swishはただ今、動いております。あはは」(石田)

必然性が楽曲に満ち溢れているアーティスト

 とにかく結成直後から関西で10ヶ月間、怒濤のストリート・ライブ三昧に明け暮れた後に、上京。最初は苦戦の日々を過ごすも、カーペンターズのカバーを始めた頃から、佐伯の声にハマる通行人が急増したらしい。
「原キーで唄えたりするんで」(佐伯)
「それが上手いんですよ」(石田)

 あ、なるほどねー(←と膝を叩く私)。そうなのだ。構造的にはカーペンターズに代表されるような、“あの”世界観なのだこのバンドは。だから総体的にはメローでスマートなんだけども、各々の音楽的エゴが巧妙にフィーチャーされてるからこそ、聴いててワクワクさせるのだ。3人の居場所が明確で、“なぜこのバンドの一翼を担ってるのか”的な必然性が楽曲に満ち溢れてるアーティストは、いまどきそうはいないぞ。
「実は始めた頃から、“3人で組んだんだから、このトライアングルをどんどんデカくしていけたらいいな”って言ってたんです」(石田)
「それぞれのベクトルを、伸ばしていきながら」(佐伯)
「3人が同じことしてても、仕方ないので」(石田)

 とここまでは、かなり彼らを大絶賛しまくった文章を書いてきた私だが、実は大きな問題点も1つ抱えてるSunSet Swishだ。
 あまりにもその内容が馬鹿馬鹿しくて今回書かなかったが、とにかくコテコテの関西ノリでやたらよく喋るのである――しょうもないことを!佐伯は訊いてもないのにバンドの誕生のあらすじを一気に喋りまくるし、自虐ネタ満載だ。石田は麒麟の川島ばりの“低音のええ声”で、無駄なギャグを連発し続ける。冨田は冨田で、ギターのこと以外眼中になさそうだし。イメージがなぁ。
 ストリート経験も長いからこうなってしまったのも理解できるが、皆さん、彼らのキャラに遭遇する機会があっても見逃してやってください。音楽はもう最高ですから。何だろうなこのギャップ。好きだけど。わははは。

(文:市川哲史 音楽評論家)

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RELEASE

風のランナー
SunSet Swish
2006/01/25[シングル]
\1,000(税込)
ミュージックレイン
SMCL-109
CDを購入する

TV東京系アニメ『冒険王ビィト エクセリオン』エンディングテーマ

マイペース
SunSet Swish
2006/03/01[シングル]
\1,200(税込)
ミュージックレイン
SMCL-116
CDを購入する

TX系アニメ『BLEACH』エンディングテーマ

 
PRESENT

SunSet Swishのサイン入りポラを抽選で2名様にプレゼント!!

多数のご応募、ありがとうございました。
プレゼントの当選は、発送をもって換えさせて頂きます。

その他、開催中のプレゼントはコチラ

PROFILE
冨田勇樹(G) 佐伯大介(Vo) 石田順三(Piano)

2004年2月、佐伯大介(Vo)、冨田勇樹(G)、石田順三(Piano)の高校時代の同級生3人組で結成。
2004年、地元・大阪 枚方・ブローダウンを拠点でストリートライブを行っていたところ、音楽プロデューサーの目にとまる。
2005年1月、上京後代々木公園、渋谷、溝の口、吉祥寺でストリートライブを決行。
2005年6月1日、シングル「明日、笑えるように」(フジテレビ系ドラマ『曲がり角の彼女』挿入歌)でデビュー。
2006年1月25日、シングル「風のランナー」(TV東京系アニメ『冒険王ビィト エクセリオン』エンディングテーマ)をリリース。
2006年3月1日にも、シングル「マイペース」(TX系アニメ『BLEACH』エンディングテーマ)をリリースする。オフィシャルサイト