女の子を口説く時の歌です

――「君が僕を想う夜」はストリングスの音色も美しくて、まさに極上のバラードですね。
【藤井フミヤ】 これはもう、ドラマのためにデザインした曲だね。惜しみなくドラマを盛り上げる役者のような気持ちで歌えて。だからピュアで透明感のあるバラードになりましたね。

――ドラマ『緋の十字架』の主題歌だそうですが。これは“究極の愛”をめぐる波乱のドラマだとか。
【藤井フミヤ】 そう、すっごいドロドロしてるのよ、昼ドラだから(笑)。だから救いの手を差し伸べるような一筋の光のようなバラードにして欲しいという依頼があり、ストリングスも俺の声も綺麗なわけですよ。自分で出来上がりを聴いた時はびっくりしたくらい。「Another Orion」(96年リリースのシングル)以来じゃないかな、こういうバラードは。もともとひねくれてるタイプだから、こういうストレートなものはなかなか投げ込まないんだけど(笑)。

――そして今作は“君が僕を想う”という表現も独特ですよね。普通はラブソングって“僕が君を想う”ものが主流だと思うんですが。
【藤井フミヤ】 そうだね。ドラマでメインになってくるのが盲目の少女で、その子をめぐって色んな恋愛が起きるらしくて。その目が見えない女の子に対して歌ってるから“君が僕を想う”って表現になってるんだよね。

――だから“笑った僕を 想い出して欲しい”って歌詞も出てきたりして。
【藤井フミヤ】 そうだね。闇の中で浮かぶ月を太陽が照らすように、僕は君の心を照らすよ、と。どれだけ離れていようとね。

――ああ〜、やっぱりこういう歌はね、男として自信のある人じゃないと歌えないんじゃないかと思うわけですよ。
藤井フミヤ わかるそれ!そうだな〜俺、いちお自信があるんだな(笑)。“笑った僕を 想い出して欲しい”なんて身近で何気ない歌詞なんだけど、歌うとグッとくるね。みんなこれをカラオケで彼女の前で歌える男になればいいんだよ。

――ああ、いいですね。
藤井フミヤ 女の子を口説く時の歌です。

――でも責任感を持って。軽い気持ちでは歌って欲しくない歌ですよ。女の子にとっては!
藤井フミヤ そうかなあ(笑)?全然軽く歌って!その時々の恋愛で。ほんとに心に沁みるバラードがひさしぶりにできたなって感じがするので、色んな人に聴いてもらいたいですね。

健康的でアーティスティック、そしてちょっとエロい(笑)じいさんになりたい

――ちなみに今年も日本武道館でカウントダウンライブが行われるということで。結構、精力的に活動された1年だったんじゃないですか?
藤井フミヤ うん。前半は愛知万博で、ツアーが始まって、ソフトバンクの応援して、このシングルをリリースして年末って感じだね。

――お忙しいと思うんですが、今のフミヤさんの原動力って何でしょうか。
藤井フミヤ 仕事のさばき方とか時間の使い方が上手いのよ(笑)。更に飲んで遊んでるからね、俺。家族もいるし!だいたい男って40代は働き盛りだからね。

――仕事も遊びもエキスパートって感じですよね。
藤井フミヤ ラブソングをしっかり歌うツアーをやってるから喉は大事にしてて。そうやってストイックになろうと思えばいくらでもなれるわけ。でもストレスためちゃうと良くないからね。若い頃は飲みに行ってもワンナイトで何回も盛り上がりが欲しかったけど、今は1回でいい。ここがピークだと思ったらすぐに帰っちゃうのがポイントなんだね。

――なるほど(笑)!この先、思い描く理想のアーティスト像とかって、ご自身の中であるんですか。
藤井フミヤ あんまり野望が無いのよ俺。どっちかというと職人派だから、コツコツやってるほうが楽しいんだけど。若い頃から早く隠居していいじいさんになりたいなあと思ってたの。それを目指して今、がんばってんのよ。健康的でアーティスティックな、そしてちょっとエロい(笑)、いいじいさんになるためにね。

(文:上野三樹)

COMMENT&PV
  RELEASE

君が僕を想う夜
藤井フミヤ
2005/11/09[シングル]
\1,223(税込)
ソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズ
AICL-1666
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PRESENT

藤井フミヤのサイン入りポラを抽選で2名様にプレゼント!!
多数のご応募いただき、ありがとうございました。
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LIVE INFORMATION Fumiya Fujii Concert Tour 2005 「Love Songs」

日時                       会場               お問合せ

11月16日(水) OPEN 18:00 / START 18:30  NHK大阪ホール          キョードー大阪 06-6233-8888
11月18日(金) OPEN 17:45 / START 18:30  名古屋センチュリーホール   サンデーフォークプロモーション 052-320-9100  
11月19日(土) OPEN 16:15 / START 17:00  名古屋センチュリーホール   サンデーフォークプロモーション 052-320-9100

FUMIYA FUJII LIVE 2005 in BUDOKAN

<FUMIYA FUJII with ORCHESTRA〜sound produced by 佐橋佳幸>
日時:12月30日(金) OPEN 17:30 / START 18:30 会場:日本武道館  お問合せ:キョードー東京 03-3498-9999

<FUMIYA FUJII COUNTDOWN PARTY 2005-2006>
日時:12月31日(土) OPEN 18:00 / START 19:00 会場:日本武道館  お問合せ:キョードー東京 03-3498-9999

PROFILE

1962年7月11日、福岡県生まれ。A型。
1983年9月21日、チェッカーズのボーカルとしてデビュー。
1993年11月10日、1stソロシングル「TRUE LOVE」で首位獲得。200万枚を超えるセールスを記録。
1994年4月6日、アルバム『エンジェル』で首位獲得。
1996年8月7日、シングル「Another Orion」で首位獲得。
2005年3月25日から始まった日本国際博覧会『愛・地球博』の名古屋市パビリオンの総合プロデューサーに就任し、『光、風、水、人』をテーマに世界最大の万華鏡『大地の塔』をプロデュース。
2005年4月27日、シングル「勝利の空へ」をリリース。この曲は、3月26日に福岡Yahoo! JAPANドームで行われた開幕戦セレモニーの中で披露した、福岡ソフトバンクホークスの公式セレモニーソング。
2005年6月29日、アルバム『奇妙な果実』をリリース。
2005年8月17日、DVD『さまよう果実-The Short Film <完全版>』をリリース。
2005年11月9日、シングル「君が僕を想う夜」をリリース。オフィシャルサイト