観たい夏休み映画 TOP5

かわいらしさに心温まる映画
『ロック 〜わんこの島〜』
『ロック 〜わんこの島〜』
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(C)2011 フジテレビジョン 東宝 FNS27社
『忍たま乱太郎』
『忍たま乱太郎』
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(C)2011 実写版「忍たま乱太郎」製作委員会
ハリウッド人気シリーズ最新作
『ハリー・ポッターと死の秘宝 Part2』
『ハリー・ポッターと死の秘宝 Part2』
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(C)2011 WARNER BROS.…(注1)
『カーズ2』
『カーズ2』
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(C)Disney/Pixar.
日本の夏らしい話題作
『コクリコ坂から』
『コクリコ坂から』
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(C)2011 高橋千鶴・佐山哲郎・GNDHDDT
『日輪の遺産』
『日輪の遺産』
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(C)2011「日輪の遺産」製作委員会
かわいらしさに心温まる、勇気づけられる映画
 今年の夏休み映画のメジャー系日本映画の特徴は、かわいい子役やアイドル、わんこたちの活躍で、観客の心を温めたり、勇気を与えてくれる作品が多いことだ。例えば、実話から生まれた『ロック 〜わんこの島〜』は、2000年8月に起きた三宅島大噴火を題材に、復興のシンボル犬として反響を呼んだ犬・ロックと家族との絆が描かれる。佐藤隆太&麻生久美子が演じる夫婦の息子・野山芯役の土師野隆之介とロックの健気な姿は、涙なしでは観られない。

 一方、三池崇史監督が国民的アニメを実写化した『忍たま乱太郎』は、加藤清史郎が堂々の主役を張る。平幹二朗の学園長先生や古田新太の食堂のおばちゃんなど、脇を固める大人のビッグスターによる妙演で、大人も子どもも楽しめるエンターテインメントに仕上がっている。天才子役と言えば、松山ケンイチが“小さな大女優”と絶賛する芦田愛菜は、宇仁田ゆみの大人気コミック原作の『うさぎドロップ』で、天才ぶりを発揮する。そして嵐の櫻井翔&宮崎あおいの、初共演にして夫婦役で注目の『神様のカルテ』。若手最注目の深川栄洋監督が、ベストセラー小説の世界を、より温かく大らかに紡ぎ出す。

 また、SMAPの香取慎吾主演で、2009年夏に人気を集めたドラマが、原作マンガ連載35周年を記念して『こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE〜勝どき橋を封鎖せよ!?』としてスクリーンに登場する。香里奈、速水もこみちらオリジナルキャストはもちろん、深田恭子、谷原章介など豪華な新メンバーも加わり、人一倍人情の厚い下町のお巡りさん・両さんを盛り上げる。

かわいらしさに心温まる、勇気づけられる映画

 さらにこの夏は、世界を席巻する人気シリーズの最新作も目白押しだ。夏休み映画の大本命『ハリー・ポッターと死の秘宝 Part2』は、8作目の今回で見納め。2001年からスタートした史上最強のファンタジーが、最後にシリーズ初となる全編3D上映されることも楽しみだ。立体的に展開するハリーたちの魔法バトルは、想像するだけで胸が高鳴る!

 ハリポタのライバルと言われるのが、SF大作『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』。日本の人気玩具をもとに、CGを駆使して実写化したSFアクションシリーズ第3弾にして完結編だ(こちらも3D映画)。そしてピクサーの『カーズ2』。昨夏大ヒットを記録した『トイ・ストーリー3』のスタッフの手で、マックィーン&メーターの最強コンビが世界中を舞台に走り回る。しかも今回の大冒険は、日本のネオンが美しく輝く街トーキョーから始まると聞けば、見逃せない。

 また空前のパンダイヤーで湧く今年、世界一有名なジャイアントパンダ、ポーの超高速3Dカンフーアクション『カンフー・パンダ2』も、ジャック・ブラック、ダスティン・ホフマン、アンジェリーナ・ジョリーら豪華キャストが再結集して帰ってくる。

 不思議な魔法使いナニーも『ナニー・マクフィーと空飛ぶ子ブタ』で待望のカムバック。子ブタがシンクロナイズド・スイミングを踊るなど、動物たちの愉快な姿も映画を盛り上げる。全米コメディ映画史上歴代No.1興収を記録した大ヒット作の続編『ハングオーバー!!史上最悪の二日酔い、国境を越える』も要チェックだ。

日本の夏らしい 日本人好みの話題作

 日本の夏にふさわしい、日本人好みの話題作も華やかなラインナップがそろう。日本の夏の風物詩、スタジオジブリ最新作の『コクリコ坂から』。1980年に連載された少女マンガのアニメ映画化で、宮崎駿が企画・脚本を手がけ、長男・宮崎吾朗が『ゲド戦記』以来5年ぶり2作目の監督を務める。

 また『鉄道員(ぽっぽや)』の浅田次郎原作×『半落ち』の佐々部清監督×堺雅人主演の歴史ミステリー『日輪の遺産』は、終戦間際の昭和20年、GHQ最高司令官マッカーサーの財宝を隠すという、軍の密命を受けたエリート将校がたどる壮絶な運命を描く。

 1941年、太平洋戦争開戦前夜の上海を舞台にしたサスペンス『シャンハイ』では、渡辺謙、菊地凛子が、ジョン・キューザック、コン・リー、チョウ・ユンファら米中の名優と共演する。日本人俳優の活躍で忘れてはならないのは、浅野忠信がハリウッドが誇る超3Dアクション大作に挑んだ『マイティ・ソー』。『スパイダーマン』『アイアンマン』などで知られるマーベル・スタジオ最新作だ。

 そして、今年のカンヌ映画祭でパルムドールを受賞した『ツリー・オブ・ライフ』もいよいよ公開。孤高の天才、テレンス・マリック監督6年ぶりの新作は、ブラッド・ピット、ショーン・ペンらがハリウッドの二大スターが出演し、壮大な家族の物語がつづられる。また、第67回ヴェネチア国際映画祭で、審査員特別賞、主演男優賞をW受賞したヴィンセント・ギャロ主演の『エッセンシャル・キリング』は、極限状態に置かれた人間と自然の壮大な格闘劇だ。鮮烈な映画体験ができること間違いなし!
 映画祭並みに超話題作がにぎわせる、今年の夏休み映画。さて栄冠はどの作品に!?
(文:石村加奈)

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