人気アナの“本音”に迫る!アナ☆スタイル 宇賀なつみ Special Interview
宇賀なつみ 人気お天気アナ、来世は男性で決定!?
ずっと外なのでスタジオの方が慣れません(笑)
宇賀なつみの写真

――現在、入社2年目の宇賀さんですが、アナウンサーという仕事にも慣れましたか?
【宇賀なつみ】 いえいえ、まだまだ緊張してしまいますし、憶えなければいけないことも山積みですね。

――宇賀さんといえば入社日当日から『報道ステーション』のお天気キャスターに抜擢され話題を集めました。
【宇賀】 入社式が朝からありまして、その日の夜には『報ステ』に出る事になりまして。実はその日、タイミングの悪い事に凄い嵐で。 雷も鳴って、顔も原稿もビショ濡れになりました。本当はもっと爽やかに登場したかったんですけど(笑)。

――忘れられない初仕事(笑)。なにも知らないまま放り込まれた感じですよね。
【宇賀】 最初の頃はとにかく一杯一杯でした。ただ、当時は事の重大さを理解していなかったのかも知れないです。生放送だということや、『報ステ』がどれだけの視聴者の方に観てもらっているのかもよくわかっていなかったと思います。

――何もわかっていない強さというか(笑)。
【宇賀】 そうなんです! 今考えると逆に恐ろしいですね。『報ステ』はテレビ朝日を代表する番組ですし、背伸びをしてもしょうがない、ありのままの自分で頑張ってみようと思えるようになりました。最近になってやっと肩の力が抜けてきたというか。

――肩の力が抜けていた方が良い方向に転がるものですよね。
【宇賀】 自分自身が感じたことを自由に言わせて頂いているのでありがたいですね。こんなに自分が感じたことや自分の話を自由に話せるのは、アナウンサーの中でもそうはいないなと思うので非常にありがたいことです。

――自分自身でも変化を感じているわけですね?
【宇賀】 最初のころは新人ですから、正しい日本語や正しい発声というものに重きを置いていたのですが、最近アナウンサーという職業は“日常”を試されているなって思います。本を読んだり、人と話したり、旅行に行ったり、お酒を飲んだり……その全てが仕事に活かされるような気がするんです。

――自分の経験が画面を通して出るということですね。
【宇賀】 はい。いろいろなモノに触れて、それがすべて繋がるというか。そういった意味でいえば、テレビに出て原稿を読むという仕事は一部でしかないと思います。

――去年の秋、京都のお寺の2階で放送されていたのを観て、凄く自然体で話されてましたね。
【宇賀】 ありがとうございます! あの京都でのロケは、ある意味私の転機になりました。実は、あまりの美しさに放送が始まった瞬間、何を言うか忘れてしまったんです。でもその時、自分の自然な言葉が出たんです。言いたい事がたくさん出てきてしまって。

――作られた言葉ではなく、自分の言葉が出てきた。
【宇賀】 月〜木曜日で4日間京都ロケをしたんですけど、その間ずっと喋り通してました(笑)。ただ、こんなに私がベラベラ喋るのもいけないことかなと思いまして、最終日に「私、喋り過ぎですよね。すいませんでした!」って放送中に謝ったんです。

――放送中に謝罪(笑)。謝ることでもないような…。
【宇賀】 そうしたら、古舘さんから「“喋りすぎた”ということをまた喋りましたね」って言われまして(笑)。あぁ、またやってしまったと。

――流石の切り返しですね。そんな古舘さんから言われた忘れられない一言は?
【宇賀】 たくさんあるんですけど、一番心に残っているのは、入社して2、3ヵ月ほど経ってから言われた言葉ですね。そのときはまだ昼に研修もあって、夜に緊張でガチガチの『報ステ』の収録、家に帰ってからも研修ノートの復習だったりと、体力的にも精神的にも本当に辛かったときがあって。そんなとき古舘さんが声をかけて下さって。「今の段階で研修もして本番もこなしてというのは大変なことだから、いくら失敗してもいい。責任はオレが持つから。一杯練習して、本番は肩の力を抜いて、失敗してもいいからリラックスして臨みなさい。ただし、襟元だけは正してやりなさい」って言って頂いたんです。

――襟元だけは正してやりなさい…良い言葉ですね。
【宇賀】 その一言に救われましたし、感動して泣いてしまいました。それからは徐々にですけど自然体でやらせてもらえるようになりましたね。

――今やすっかり、慣れたもんですよね!
【宇賀】 いえいえ! 実はまだ基本的なことに慣れていなくて。基本的にロケばかりなので急遽スタジオからお天気を伝えるときにはガチガチにあがってしまって。数台のカメラに囲まれるのも慣れてないですし、古舘さんや市川(寛子)さんの真横に立たせて頂くのも凄く緊張します。

――スタジオが逆に慣れていない(笑)。
【宇賀】 スタッフの方に「赤く光ったカメラを見るんだよ」って今さら教えて頂いて。やっぱり慣れていないから自分だけ数秒遅いんです(笑)。

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PROFILE

宇賀なつみ(ウガ ナツミ)

テレビ朝日アナウンサー。2009年入社。入社前に『報道ステーション』のお天気キャスター就任が発表され話題に。特技はピアノ、バトン。趣味は温泉めぐり。1ヶ月に一度は訪れている。

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