ORICON STYLE

Check 2010年10月20日
岡田将生&蒼井優 Special Interview
お互いに感じた“かわいらしさ”と“男らしさ”
お互いの“落馬”に笑いあった!?
岡田将生の写真
蒼井優の写真
岡田将生と蒼井優の写真

――六本木ヒルズアリーナで行われた完成披露イベントでは、ふたりとも馬に乗って登場しましたね。都会の街中での乗馬は、撮影とはまた違いますか?
【蒼井】 まさか六本木で馬に乗れるとは思っていなかったので(笑)、気持ちよかったです。
【岡田】 そうですね。乗馬は、撮影に入る3ヶ月くらい前から練習に入って、少しずつ慣れていって。撮影を含めると5ヶ月間ずっと馬に乗っていました。この日は久しぶりだったので楽しかったです。

――今作の撮影のなかでも大変な部分ではあった?
【蒼井】 たしかに稽古は大変でしたけど、乗ることに慣れてしまえば、一番楽しいシーンであり、楽なシーンでもありましたね(笑)。

――馬との撮影ではハプニングもありましたか?
【蒼井】 いろいろありましたけど……。シーンとしてはカットされてしまっていますが、私が馬の前を走り過ぎて森の家に戻るというシーンがあったんですけど、馬も私と一緒に走り出しちゃって、私を追い越して目の前を横切っていっちゃうっていうことが何度かありました。その日、私は午前中の撮影で足の甲を脱臼していたので、走るのがつらかったんですけど、馬のNGならば仕方ないなと(笑)。
【岡田】 かわいいですよね。動物は本能的に動くので、どんなに時間がないときにNGが出ても、誰もイライラすることなく温かい空気でした。馬がいたことで、現場ではすごく癒されていましたね。すごく真剣なシーンで馬がおならや糞をしちゃうこともよくあって(笑)。

――蒼井さんは派手に落馬したそうですね。
【蒼井】 おなら関連の話になっちゃうんですけど(笑)、馬がおならをするときにお尻を上げるクセがあって。急な方向転換とか何かにビックリしたときとか、前側が上がるのには慣れていたんですけど、走るときに後ろ足をあげたので何が起きたのかわからなくてちょっとバランスを崩して、そこをお尻で跳ね上げられちゃって。すごく飛びましたよ(笑)。

――岡田さんは爆笑したとか。
【岡田】 落馬したことを笑ったんじゃないんですけど。そのとき優ちゃんが落馬したことに気づいていなくて、馬が僕の前を気持ちよさそうに歩いていて、あれ、優ちゃん乗っていない……って(笑)。

――蒼井さんが岡田さんの乗馬で笑ったことは?
【蒼井】 海のシーンですね。
【岡田】 ああ、それ……。ふたり乗りで砂浜を歩くシーンで、僕はカメラ位置的に後ろに乗りながら顔を前に出さないといけないんですけど、それがすごく無理な体勢で、ズルズルって馬からズレ落ちていって。
【蒼井】 砂浜なので、波で足が砂に埋まってしまうのを馬が嫌がって、動こうとするんですね。そうするとさらにバランスがくずれて、ズルズルと。私はポンってキレイに落馬したのに対して、岡田くんは落馬ともいえない“ズレ落ち”っていう感じで(笑)。しかも袴をはいているから、それも落ちそうになって「ちょっと待って〜」って。
【岡田】 衣装を汚さないように、カツラがズレないように……って考えながら、一生懸命馬から落ちないようにしがみついていましたね(笑)。


自分がやれることはすべてやった
岡田将生の写真
蒼井優の写真

――4月に二岡神社の撮影現場に入らせていただいきましたが、そのときに蒼井さんは、「できればもう一度、撮影の最初に戻りたい」とおっしゃっていました。作品が完成した今、あのときの気持ちをどう思いますか?
【蒼井】 あのときの段階では、もう少しこうすればよかった、もっとこうできたとか、いろいろ考えていました。でも今は、自分がやれることはすべてやっていたのかなと。これがあのときの私の限界なんだって受け止めていかないとって思っています。今、撮影初日に戻りたいとは思わないですね。(岡田へ)どう、戻りたい?
【岡田】 いえ、僕も思わないですね。撮影中は、廣木(隆一)監督がOKといえばそれでいいんだって思いつつも……、という感じなんですよね。
【蒼井】 なんでできないんだろうって自分に思うことは毎回なんですけど、現場でズルはしなかったし、そこを裏切っていないのであれば、大丈夫かなと思っています。

――斉道と遊の選んだ道と、あの時代でのふたりの幸せについてどう思いますか?
【岡田】 斉道と遊のふたりの結末は、幸せ……なのかな?
【蒼井】 わからないよね。出会ったこと自体が幸せなことなのか、出会わなければよかったのか、そういうところにまで話は行き着くと思います。
【岡田】 映画を観ている人たちには、最終的に「ああ、よかったんだ」って感じていただけるふうにはなっていると思います。でも、自分の気持ちとしては、ふたりにとっては幸せではないのかな?って思ってしまうときもあります。そこを考えると、幸せであってほしいという気持ちだけですね。
【蒼井】 ああするしかなったというのもありますよね。この映画を観た人が、ふたりの運命を観たことによって何かを感じて、何かがいい方向に進む後押しができるのであれば、このふたりは幸せなんじゃないかな。

(撮り下ろし写真:原田宗孝)

PROFILE

岡田将生
1989年8月15日生まれ。東京都出身。
2006年、CMでデビュー。2007年、映画『天然コケッコー』、テレビドラマ『花ざかりの君たちへ 〜イケメン♂パラダイス〜』(フジテレビ系)などに出演し注目される。2010年の出演映画は、『告白』『瞬』『悪人』『雷桜』。2011年公開予定の『プリンセス トヨトミ』に出演。2010年10月スタートの連続ドラマ『黄金の豚』(日本テレビ系)に出演する。

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蒼井優
1985年8月17日生まれ。福岡県出身。
1999年にミュージカル『アニー』のポリー役でデビュー。2001年に映画『リリイ・シュシュのすべて』でスクリーンデビュー、深い悩みを抱える女子高生を好演し注目される。2009年は映画『いけちゃんとぼく』『ホノカアボーイ』などに出演。2010年、NHK大河ドラマ『龍馬伝』、映画『おとうと』『FLOWERS』『雷桜』などに出演。2011年公開予定の『洋菓子店コアンドル』に出演している。

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映画『雷桜』
(C)2010「雷桜」製作委員会
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ストーリー:
徳川将軍・家斉の十七男として生まれた清水斉道は、母の愛を知らず心に病を抱えていた。一方、瀬田村の山で生まれ育った野性の娘・雷は、豊かな自然のなかを自由奔放に駆け回っていた。雷の住む瀬田山の中腹には、落雷で根元から折れた銀杏に桜が芽をつけた奇妙な巨木≪雷桜≫があった。

斉道は、病の静養のため、家臣・瀬田助次郎の話にあった瀬田村を静養地として選ぶ。瀬田村に向かう道中、斉道は鷹を追って瀬田山にひとりで入り込んでいき、美しくも奇妙な樹≪雷桜≫の下で、雷と出会う。はかなくも切ない至極のラブストーリーが動き出す――。

監督:廣木隆一
キャスト:岡田将生 蒼井優 小出恵介 柄本明 時任三郎

2010年10月22日(金)全国東宝系ロードショー
(C)2010「雷桜」製作委員会

映画主題歌
心【初回限定盤】

心【初回限定盤】
舞花
発売日:2010/10/20[シングル] ユニバーサル J
価格:\1,500(税込) 品番:UPCH-9598

心【通常盤】

心【通常盤】
舞花
発売日:2010/10/20[シングル] ユニバーサル J
価格:\1,000(税込) 品番:UPCH-5673

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