(更新:)
ORICON NEWS
L’Arc〜en〜Ciel『ワールドツアー国内凱旋公演の国立競技場ライヴをレポート!』
彼らの躍進を物語る、破格のスケール
そして、2012年。日本を飛び出し、全10ヶ国のワールドツアー『L’Arc〜en〜Ciel WORLD TOUR 2012』を開催。日本人初の単独公演となったニューヨークのマディソン スクエア ガーデンをはじめ、香港、上海、ロンドン、パリなど世界各国のファンを熱狂させてきた。
そんなワールドツアーの熱狂と興奮をパワーに換え、日本凱旋公演を横浜の日産スタジアム、大阪のユニバーサル スタジオ ジャパン、そして追加公演の東京 国立競技場という3ヶ所で開催。ワールドツアー全体の総動員数が45万人を記録した。なお、国立競技場でのコンサートは史上4組目、ロックバンドとしては、L’Arc〜en〜Cielが初となる記念すべき公演となった。
ワールドツアーを終えての凱旋公演となった今回、破格のスケールのライヴが彼らの躍進を物語っていた。華々しいマーチングバンドとチアリーダーに先導され、フロートに乗って凱旋パレードさながらに登場した彼らは、「READY STEADY GO」を皮切りに「HEAVEN’S DRIVE」、「GOOD LUCK MY WAY」など疾走感あふれるアップチューンで瞬く間に会場を熱狂の渦に。
4人の熱い想いが集結した圧倒的なステージ
後半にはアリーナ後方のサブステージにメンバーが集結。サイリュームがきらめくなか、バラード曲「Pieces」や大ヒット曲「HONEY」を披露し、一体感を高めていきながら、ライヴはクライマックスへ。無数のレーザーが飛び交うなか、「CHASE」、「X X X」などアグレッシブな演奏に観客の興奮も最高潮に!ラストは代表曲「虹」。hydeのエモーショナルかつ感動的な歌声、そして大きな花火とともにステージをドラマティックに締めくくった。
多彩な楽曲を支える高い音楽性と演奏力、そしてポップさを見事に昇華させたステージは圧巻。「国立は祭りだ!」とhydeが語ったように、最新アルバム『BUTTERFLY』をはじめ、歴代の数々の名曲が登場する彼らのキャリアを総括した豪華なセットリスト、メンバー4人の熱い想いが集結した圧倒的なステージ。そして、彼らの帰国を待ちわびていたオーディエンスの熱狂的な盛り上がり……その全てが重なり合った国立競技場のステージは、まさに“20th L’Anniversary year”の集大成となった。
(撮影:今元秀明、緒車寿一、田中和子)
ワールドツアーの集大成!国立競技場ライヴはWOWOWで観よう
【放送日】7月22日(日)午後9時〜
関連リンク
・ARTIST PAGE
・OFFICIAL SITE
・国立競技場ライヴはWOWOWで観よう!