『Eve Experience Live 2025 [蒼像]』

蒼の入り口

　入り口では「蒼像」のキービジュアルがお出迎え。Eveの楽曲に数多く登場する“青”という色について「明るさや爽やかさ、物悲しさや陰鬱といった相反する面も内包している。多様な表現を生み出せる色というイメージがあります」（Eve／以下同）

逃避行の部屋

　「逃避行」のMVに登場するビル群を立体造形で表現。宙には大きな心臓の模型が浮かぶ。「ここは企画展の中で最も青い空間。現実と非現実の狭間に立たされる不思議な感覚を味わってもらえたら嬉しいです」。

lazy catの部屋

　「lazy cat」のMVの世界をペーパークラフトで表現。ポストからはEveのさまざまな楽曲のMVに登場するキャラクターの設定やストーリーボードなどの資料が飛び出しており、映像制作の背景を知ることができる。

オンステージ

　LEDパネルを背面に据えたEveのライブステージを再現。LEDにはMVやライブで使用した演出映像が流れ、ステージに上がって写真撮影もOKだ。「足元に貼ったセトリはこの企画展のために考えたものです」。

さよならエンドロール（電車内）／衣装展示（風船病仕様）

　「さよならエンドロール」のMVのワンシーンである電車内を再現したエリアに、ライブで着用した衣装を展示。「衣装を着ているのは『インソムニア』MVに登場する風船病の人々。ぜひ至近距離で見てください」。

思考の箱

　Eveの創作活動にまつわる思考を「画」「音」「文」の3つの箱に分解。箱に頭を潜り込ませることで、Eveの思考の深部に触れることができる。箱の中で何が起こるのかは体感した人にしかわからない。

創造の部屋

　Eveの音楽が生み出されるパーソナルなワークスペースを再現。愛用の楽器や機材、インテリア、私服など、貴重なものが無数に展示された隠れ家のような空間。壁に時折映し出されるEveのシルエットの動きにも注目だ。

『Eve Experience Live 2025 [蒼像]』

■開催期間：3／20（木・祝）〜4／6（日）
■開催場所：東京都渋谷区・表参道ヒルズ B3F スペースオー
■開場時間： 11：15〜20：00 (最終入場19：30)
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（文：児玉澄子）

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