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ORICON NEWS
“前髪切りすぎた”三戸なつめ、自身の立ち位置からライバルまで激白
モデルが一番“素”の姿
三戸 すごい変えてます。モデルは静止画だし、私服コーデで出ることも多いので、そのまま素の自分なんですけど、バラエティは、芸人さんみたいな面白いことは言えないけど、ちゃんと自分という存在を印象付けなきゃって気持ちで臨んでます。ライブはみんなを楽しませたいから、テンションをマックスの状態まで上げるようにしていますね。
――ライブ前に必ずやることはある?
三戸 とくにないんですけど、思い込むといいますか。「自分できる! 自分できる! ワァーー!!」って、ステージで思いきり放出するという感じですね(笑)。で、ファンの人から声援がかえってくると、「あっ通じた」ってほっと安心しますね。
――ちなみにバラエティ番組で共演して印象に残っている人はいますか?
三戸 有吉弘行さんですね。焦って突拍子のないことを言っても笑って返してくれて、すごく心強かったですね。あと、『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)に出演できたのは、小さいころからずっと見てきた番組でしたし、SMAPのみなさんが目の前で実際に料理している姿を見て、「ほんまに作ってるんや!」って感動しましたね。あと、『櫻井有吉アブナイ夜会』(TBS系)で、長谷川潤さんのライフスタイルを真似してみようって六本木でロケをしたんですけど、自分の体には合わなくて、全然違うものになってしまって(苦笑)。タレントさんやテレビってすごいな〜ってめっちゃ思いました。
――なつめさん自身、すごく華奢ですけど、もともと太らない体質? やっぱりモデルさんとして体系維持は気にしてる?
三戸 一般の方よりは気にしてるほうだと思いますね。上京前の写真とかを見ると「あれ、うちこんなにふっくらしてたっけ?」って。上京直後は、ダイエットのために春雨サラダをひたすら食べてましたね。でも、体に良くないし、モデルのお仕事って体力勝負のところがあるから、それはやめて、夜、炭水化物をとらないようにしたり、最寄りの駅の2駅前で降りて歩くようにしてましたね。歩いていて発見したのが、あっこんなところに公園あるんや〜て、以外と東京って公園が多いんですよ。
――歩きながらつい口ずさんだりとかは?
三戸 たまに鼻歌歌ってることもありますね。でも、テンション高いときは口笛吹いてるときが多いかな。
きゃりーと比べられるのは、プロデューサーも同じだから仕方ないこと
三戸 そうです。けど、ヤスタカさんも私も人見知り同士なので、毎回会うたびに初めまして状態に戻ってしまって(笑)。緊張して最初は全然しゃべれないんですよ。1日一緒にいて最後のほうには仲良くなれるんですけど、また日にち空いたら振出しに戻ってしまって……ずっとその繰り返しですね(笑)。
――同じ読者モデル出身で同じ事務所のきゃりーぱみゅぱみゅちゃんとはどんな関係?
三戸 イベントとかで会ったりすると「ヤッホー」ってあいさつを交わしたりはするんですけど、私が事務所に入ったときにはすでにデビューしていて、世界的に活躍している大スターなので、会うたびに緊張しちゃいますね。
――2人ともキャラクターはぜんぜん違うけど、きゃりーちゃんと比べられたりすることもあるのでは?
三戸 ありますね。プロデューサーも同じですし、それは仕方ないことだと思っているんですけど、仕方ないなりに自分は自分なりの色を出して、少しでも追いつけるように頑張らなくちゃいけないなって思います。
――正直、ライバルと思うことはある?
三戸 う〜ん……きゃりーちゃんというよりは、浜田ばみゅばみゅさんに対してはライバル心が芽生えましたね(笑)。実際に浜田雅功さんにも「前髪界にこないでください」ってライバル宣言させていただきましたし、浜田さんにも「三戸ちゃんライバルやからな」って言っていただけて嬉しかったです。
――モデル、歌手、タレントさんとして大活躍ですが、今後やってみたいことはありますか?
三戸 う〜ん……何だろう?
――演技は?
三戸 演技……できるかな(笑)。
――興味はある?
三戸 実はデビュー前、演技のレッスンを受けていたんです。映画『恋するバンパイア』にちょこっとだけ出演させてもらったことがあるんですけど、大変なお仕事だなって。でも、違う自分になるというのは面白そうだなって。なので、いつか演技にも挑戦できるチャンスがあればやってみたいですね。
(文:星野彩乃/写真:ウチダアキヤ)