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KREVA『夏フェスで盛り上がること間違いナシ☆待望の新曲が完成!』

9月8日(クレバの日)にさいたまスーパーアリーナで『908 Festival』の開催を発表したKREVAが、6月20日に新曲「OH YEAH」をリリース。深いメッセージを込めながら、コール&レスポンスでの盛り上がりは必至。夏フェスが待ちきれなくなる楽曲に仕上がった。

みんなでコール&レスポンスしている景色が浮かぶ曲

――新曲「OH YEAH」は、どのように?
KREVA常日頃からトラックは作っていて、良いものがいくつか溜まると、それをスタッフに送って聴いてもらっています。この曲は、そのなかでも満場一致という感じでした。そういう曲ってあるんですよ、自然とこれが次のシングルだ!という流れになる曲が。

――歌詞は、8割くくらい嫌なことやマイナスなことがあっても、でもそんなこともないよという良いことが2割あってという……。
KREVAいえいえ、そうじゃなくて。8割くは完全にマイナスで、なくなるわけではありません。その代わり、2割良いことがあるとそれが輝いて、8割くのマイナスがなかったような気持ちになるという。

――そういうことを歌詞にしようと思ったのは?
KREVA実際にそうだと思いませんか?何かしら頑張っている人というのは、8〜9割くらいは葛藤していたり悩んでいたりするものだと思います。“100%全開で幸せだ!”と言える人って、今の日本にはそんなにいないと。もし自分が100%幸せだという状況にあったとしたら、それはちょっと怖いですし。だからこそ楽しい歌にしたかったので、こういう歌詞を書きました。

――ライブで歌うという面では、どういう曲になったと思いますか?
KREVAツアーをやって、コール&レスポンスをする曲が少ないと思ったのですが、その欠けていたピースを埋めてくれる曲になりました。夏フェスでは、この曲を中心に構成して行くことになると思います。

――楽曲を作った際には、お客さんがどういう風にノッテいるとかまでイメージが広がっているのですか?
KREVAステージ上から見える景色はイメージします。どんな風に楽しんでいるのかだけでなく、会場の雰囲気とかまで。それは、どういう会場でとか、どういう会場の作りでとかいう話ではなく、その場の空気感や盛り上がっているのか、じっくり聴いてくれているのか、そういうところは意識して作っていますね。この曲はもちろん、みんなでコール&レスポンスしている景色です!

「NO NO NO feat.SONOMI」は、聴いたままを感じてほしい

――カップリングの「NO NO NO feat.SONOMI」のトラックは、どういうイメージで?
KREVA最近はビートから作ることはほとんどなく、サウンドから影響を受けることが多いです。「OH YEAH」はコード感からでした。「NO NO NO」は、使っている機材のプリセットサウンドに、三味線という名前のサウンドフォントがあって。それを使いたいと思って作り始めました。でも制作過程で音をどんどん別の音に置き換えて行くので、最終的に三味線の音が使われているわけではないんだけれど。

――「NO NO NO feat.SONOMI」というタイトルですが、歌詞はすごく前向きですね。
KREVAはい。“やめないで、負けないで!”ということ。でも、それが曲のテーマではないです。タイトルは、「OH YEAH」と通じるように、シンプルで分かりやすいものが良いだろうと思って、ヒネらずタイトルは「NO NO NO」にしました。歌詞に関しては、テーマやエピソードとか、説明はナシで行こうと思います。聴いたまま感じてください!

――初回盤には「OH YEAH」のミュージックビデオが。ピンクの車に乗っていて、すごくポップな映像ですね。
KREVA車に乗ろうというアイディアは伝えていて、そこから監督が考えてくれました。すごくいっぱい「OH YEAH」が隠されているので、探して遊んでもらえればと。

――カーナビに「OH YEAH」って出ますよね。
KREVAあ〜、それはレベル1です(笑)。自分でも監督に教えてもらうまで、気づかなかったものが2つあったくらいなので。頑張って探してみてください(笑)。
(文:榑林史章)

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