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UVERworld『初の横浜アリーナ公演をレポート!』
普段観ることができない演出も!
そして中盤、「6つの風」や「ace of ace」などライブの定番曲でさらに一体感を高めたところで、変化球を投入。「何年前にやったかもわからないぐらい古い曲」というコアファンにはたまらない初期ナンバー「couniting song-H」や、透明感のある美しい旋律で酔わせたストリングス演奏など、今ツアーならではの新たなプログラムでオーディエンスを喜ばせる。だが観客がもっとも驚き湧いたのはインストナンバー「Massive」で、いつもはステージから下がるTAKUYA∞が突如ドラムを叩きながら登場したことだろう。真太郎とWドラムで叩き合う“夢のコラボ”に“うっそ〜”と感激の叫び声が次々と挙がり、終了後はもちろん拍手喝采。さらに「一石を投じる Tokyo midnight sun」ではイントロ部分でキーボード演奏を披露し、多彩ぶりをアピール。演奏後は「緊張する場が終わった。やっぱりマイク一本のほうが心地よい。俺のドラムは今ツアーだけのサプライスです」(TAKUYA∞)とレア感満載のコメントをし、貴重なシーンを共有できたことで観客とステージの距離がさらに縮まる。
ファンへの感謝の想いが詰まったスペシャルな一夜
さらに今回は演奏後に、メンバー全員がコメントするというラストサプライブもあり。「何でここに立てるのかリアルに考えた」(信人)、「8年目もゼロから頑張ります」(克哉)、「新曲をいっぱい持ってまたきます」(彰)とステージではめったにしゃべらないメンバーたちの少し照れたような肉声にファンは大喜び。そこには8年目のスタートを切ったUVER worldの新たな覚悟と、常に忘れないファンへの感謝の想いが詰まっていた。
(文:若松正子/撮り下ろし写真:鳥居洋介&dRII)
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