新人歌手・伊藤美裕（24）が18日、東京・六本木ナバーナでデビューイベントを開いた。日本コロムビアの創立100周年記念新人歌手オーディションで1000名の中から見事グランプリを獲得し、4月20日にシングル「六本木星屑（スターダスト）」でデビューする伊藤は「子どもからお年寄りまで幅広い層に聴いてもらえるような、山口百恵さんのような素敵な歌い手さんになりたい」と意気込んだ。

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　イベントには所属事務所の大先輩・松崎しげる（61）も来場。1970年にソロデビューする前からの活動を含めると、今年で音楽生活43年を迎える松崎は「昨日が今日になっただけ。好きなことを、ただがむしゃらにやってきた」と振り返り、期待の後輩に「自分のスタッフを信じて、好きな音楽をとにかく歌って」と熱いエールを送った。

　さらに「後々振り返ってみたら、ずいぶん偉大なことやってきたんだな」といい、「マネージャーだった宇崎竜童が芸能界に入って、周りもガロってバンド組んだりで、置いてけぼりだった」と下積み時代を回顧。「やっぱり前を向くのが一番。気づいたら40年。一生懸命やってきたことが必要でしたね」と話し、伊藤に餞別として“クリスタルマイク”を手渡して激励した。