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松山千春、東京厚生年金会館49年の歴史に幕引き 「喜んでくれてるような気がする」

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 シンガーソングライターの松山千春が29日、3月いっぱいで49年間の歴史に幕を引く東京・新宿の東京厚生年金会館で同所のファイナル公演を行った。コンサート後、報道陣のインタビューに応じた松山は「自分はここの小ホールからスタートしていますから、他の連中とは違った感慨深さ、親しさ、愛おしさがあります」とコメント。天井を見つめ、「選曲を含め、厚生年金会館に敬意を含めて歌わせてもらった。喜んでくれてるような気がする」と一言ひと言を大切に、込み上げる思いを語った。

 松山のデビュー2年目となる1977年11月16日、同所の小劇場で初めてコンサートを行った際のセットリストと同じ曲順で1曲目「君のために作った歌」、2曲目「おいで僕のそばに」を皮切りにスタート。舞台の緞帳が開くとギター1本のみを手にした松山が中央に座っているという登場シーンも、当時と同じ演出だ。

 2000年6月の公演以来約10年ぶりに帰ってきた同所で1曲歌うごとにMCを挟み、「東京厚生年金会館、49年目にしてついに閉館。しかもコンサートとしてはこれが最後になります。49年間ありがとう! 最高の曲を流してあげないと、厚生年金会館に対して恥ずかしいだろ」などと集まった約2000人のファンにたっぷりと語りかけつつ、アンコール含む全17曲を歌い上げた。

 コンサート後、閉館に対して「政治の力で全部民間に売却されたわけだから・・・改革って何の改革だったんだろうって国民の皆さんに問いかけたい。バカな国民が選んだらバカな国会議員しか出ない。我々が利口にならないと、利口な国会議員は出ないですから」と苦言をこぼした。そして「悔しさはありますよね。悪いことしていないのに、なんで無くなっちゃうんだろうって関係者の人たちみんな思っているんじゃないかな」と悔やまれる思いを代弁した。

 同所は1961年4月15日に開館し、これまでに約1万4500回ものコンサートが行われた。松山の同所での75回という通算公演回数はさだまさし(174回)、高橋真梨子(117回)に続き歴代3位の記録。松山は「歌謡曲、演歌などいろいろな人がステージに立って、感謝と敬意を込めてステージをやらせてもらった。悔しさと、目的を達成したなっていうのもあります。お客さんも職員も納得できるコンサートになったのではと思います。今日みたいにみんなが知っている曲ばっかり歌うことってないから」と、大役を務め終えた安堵からか、どこか晴れやかな表情をのぞかせていた。


 松山千春



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