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伝説的レーベル『エレック』のイベント『唄の市』、35年ぶりに開催

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 70年代のフォーク全盛時代の代表的なレーベル『エレック』が行っていたコンサート『唄の市』がついに復活。28日に東京・九段会館ホールで『唄の市2009』が開催される。伝説化して語り継がれる同レーベルは、1969年に始まり1976年に日本で初めて倒産したレコード会社。フォークは一過性の音楽と思われメジャーレコード会社がそれを扱うことはなかった時代に精力的に活動したレーベルで現在のインディーズの先駆け的存在。『唄の市』は、1974年の開催が最後で今回は35年ぶりの復活となる。

『唄の市2009』のポスター 

『唄の市2009』のポスター 

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 同コンサートには当時のライブメンバーである泉谷しげる、加奈崎芳太郎(古井戸)、生田敬太郎らが集結し、さらにギタリストのChar、新人バンドのザ・アウトロウズらも参加し、新旧織り交ぜたラインナップで展開する。また、映画化されて話題を呼んだ漫画『20世紀少年』の原作者でライブ活動も行っている浦沢直樹も参加することで話題を呼んでいる。

 「唄の市」は1971年頃から杉野講堂、日比谷野外音楽堂、九段会館、渋谷公会堂から始まり全国に飛び火して、沖縄から北海道まで全国で開催されるようになったイベント。当時学生だった主催者は後にイベンターとなり現在でも活躍している人は少なくない。

◆『唄の市2009』
11月28日(土) 東京・九段会館
15時30分開場 16時開演

http://www.elecrecords.com/


 Charザ・アウトロウズ



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