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アリス、2月の東京ドーム初公演を発表 29年ぶりに“後楽園”の地へ

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 7月24日の北海道を皮切りに全国40か所でツアーを行ってきたアリスのツアーファイナル公演が14日(土)、東京・日本武道館で行われた。360度を取り囲んだ満員のファンは、休憩をはさむ3時間30分にわたるステージに熱狂した。数々の大ヒット曲が披露され、アンコールの最後にはリーダーの谷村新司が「このまま終わっちゃうのはさびしいね、なごり惜しいね」と言いながら、来年の2月28日に東京ドーム公演を行うことが決定したとことを発表。会場は大歓声に包まれた。アリスは1981年の11月7日に後楽園球場で行ったコンサートを最後に活動休止しており、29年ぶりに再び後楽園の地に戻ってくることになる。

 同公演はツアーのファイナルということで、開始前から客席は興奮気味。3人がゆっくりとステージ下手より姿をあらわすと、歓声が会場を包み込んだ。コンサートは2部構成となり、第1部が「黒い瞳の少女」「アリスの飛行船」など、初期の曲を中心とした構成、第2部が「チャンピオン」「冬の稲妻」などの中期以降の大ヒット曲を中心の構成で、アンコールの「さらば青春の時」も含めて全24曲。あらゆる世代のファンが、楽しめるステージ内容となった。

 また、この日は“武道館スペシャル”として、普段は歌わないドラムス担当の矢沢透が、自身の作品でファンの間でも隠れた名曲といわれる「あなたがいるだけで」を披露。さらに、今回のツアーでまわった全国40か所の観客に、少しずつコーラスを行ってもらっていた新曲「GOING HOME」が、この日最終パートを収録することで完成した。同曲を歌い進むにつれて、長かったツアーを思い出したのか谷村の目には涙があふれ、ファンと共に感動をわかちあった。

 なお、「GOING HOME」は11月25日よりアリスオフィシャルホームページで、無料ストリーミング試聴予定、12月7日より着うた、着うたフルで配信予定となっている。また、今回の武道館公演の模様を収録したライブCD『GOING HOME at 武道館 ALICE TOUR FINAL』が来年1月6日に発売されることも決定している。

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 アリス谷村新司堀内孝雄

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