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松田優作生誕60年 全66曲を一斉配信

 今年生誕60年、没後20年目にあたる俳優でミュージシャンの故・松田優作さんの楽曲が、11月4日よりデジタル配信されることが決定した。配信楽曲は、1978年〜87年に松田さんが所属していたビクターエンタテインメントから「YOKOHAMA HONKY TONK BLUES」などの代表曲を含む計66曲。

松田優作さん 

松田優作さん 

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 “ミュージシャン・松田優作”としての代表曲には、主演映画『ヨコハマBJブルース』(80年公開)の劇中歌「YOKOHAMA HONKY TONK BLUES」や「灰色の街」、自身も出演した『マンダム ギャッツビー』のCMソング「夢・誘惑」が知られている。11月4日より配信される楽曲には、これらを含む66曲がPCで1曲200円、 着うた(R)105円、着うたフル(R)420円、待ちうた(R)84円として主要配信サイトで配信される。

 妻で女優の松田美由紀は「優作の音作りは音符を持たない感受性のミュージシャンだったと思う。映画の脚本を作る時のように、一つのキーワードスタッフを示していた。いくつかのピアノの鍵盤を叩いて示す時もあれば、風の音などを例にして示すときもあったようだ。抽象的なイメージをつかむメンバーの努力も大変だったと思うが、その自由な音作りが何か不完全で、あやういような音楽ができた芯でもあったんだろうと思う」と在りし日の姿を振り返った。

 なお、11月6日には、松田美由紀が総合プロデュースを務め、松田さんの歌手としての活動にもフォーカスをあてたドキュメンタリー映画『SOUL RED松田優作』が公開される。


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