歌手の藤井フミヤが9月30日(水)にリリースするコラボレーションアルバム『F’s シネマ』で、奥田民生、HISASHI & TAKURO (GLAY)、石野卓球など、計12組のアーティストが作品を提供、その大半が演奏・コーラスに参加していることがわかった。タイトルは「別々の短編映画の主題歌を集めたアルバム、みたいなイメージ」ということで決定。ジャケットは、エッセイストでイラストレーターの和田誠が書き下ろしている。

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　本作は、コラボレーションアルバム第2弾。第1弾は、2008年10月に発売したアルバム『F’s KITCHEN』で、そこから多くの刺激を受け、「アルバムたった1枚で終わらせてしまっては勿体ない企画」ことから第2弾の制作が始まったという。

　タイトルの『F’s シネマ』は、斉藤和義が提供した『罪滅星』を最初にレコーディングした際、藤井が“昔の邦画の主題歌”のような印象を感じたことがきっかけになったという。ジャケットを手掛ける和田誠は、収録曲「ネオン」でコラボレーションした和田唱 (TRICERATOPS)の父。なお、初回盤には、奥田民生が提供した曲「嵐の海」のPVとメイキングDVDが付属する。

　アルバムの発売を記念し、特設サイトが8月31日にオープン。藤井の動画メッセージ、楽曲試聴、共演した12組のアーティストのコメントも随時公開される予定。さらに、10月24日(土)の市川市文化会館大ホールより、同アルバムを引っさげた全国ツアー『F’s CINEMA』をスタートする。




　藤井フミヤ