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川村カオリさん生前最後の作品が300位圏外から急浮上

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 先月28日に乳がんで死去した歌手・川村カオリさん(享年38)が、今年5月に発売した生前最後の作品となるアルバム『K』が、訃報直後の8/10付週間アルバムランキングで前週(8/3付)の300位圏外から62位へと急浮上。今年6/8付以来、9週ぶりにTOP100内に返り咲いた。

川村カオリさんの生前最後の作品となるアルバム『K』 

川村カオリさんの生前最後の作品となるアルバム『K』 

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 川村さんの体に乳がんが発見されたのは、2004年。左乳房を切除し、抗がん剤治療を経て翌年に芸能活動を再開するも、昨年1月にリンパ節などへの転移が発覚。しかし、抗がん剤治療を続けながら今年1月23日に約11年ぶりにバースデーライブを開催し、3月には新曲「バタフライ〜あの晴れた空の向こうへ〜」を発表、そして5月に同アルバムを発売と、がんと向き合いながらも精力的な音楽活動を続けていた。

 デビュー20周年記念作で実に13年ぶりのニューアルバムには、布袋寅泰作曲「Kiss × kiss × kiss」、浅井健一作詞・作曲による「Friend」、吉川晃司作曲の「LOVE REAL ACTION」など、豪華アーティストによる楽曲を収録。さらに、1988年のデビュー曲「ZOO」のセルフカバーバージョンも収められている。


 川村カオリ布袋寅泰浅井健一

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