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　今年4月にマーク・スミス氏との入籍を発表した演歌歌手の長山洋子が9日、都内で行われた新曲「瀬戸の晩夏」の発売記念イベントに登場した。入籍発表後初の公の場で長山は「おかげさまで。式は挙げていません」と幸せいっぱいの微笑みで改めて結婚を報告。子供の予定については「もうぼちぼち年齢的にもヤバイです」としながら、「今は歌しか考えていない」と現在の心境を語った。

　長山の今年2枚目となる新曲は花岡優平氏が作詞作曲し、以前から温めていた楽曲。今回縁あって長山が歌うこととなった。アイドル時代の1985年に発表した「素顔のままで」の作曲以来24年ぶりに花岡氏とタッグを組んだ同作について、長山は「瀬戸内の海を舞台に母と娘の愛情を描いた作品。入籍した4月6日の次の日にレコーディングがありました」とエピソードを明かした。

　以前から演歌好きだと話している夫に新曲を聴かせたところ、「泣いていました。プロモーションビデオがすごくキレイに仕上がったので、夕日とか海の情緒が伝わったみたい」と嬉しそうな長山。普段の主婦ぶりについては「外食が多かったんですけど、（食事は）時間があれば作っていたのでそれは変わらず。（夫は）和食に限らずなんでも好きです」と新婚生活を満喫している様子だった。

　新曲「瀬戸の晩夏」は10日（水）発売。また、長山の歌手生活25周年を記念してアイドル時代の全楽曲を収録したCDボックスが年内に発売されることも発表。代表曲「ヴィーナス」は今の時代に合わせて新たにレコーディングされる。

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