【編集長の目っ!】ドリカム、20周年を迎えてもなお続く“快進撃”のワケ

■ファンとの強固な信頼関係が、ドリカムを支える大きな力

 デビュー20周年を迎えたDREAMS COME TRUE。そのデビュー日にあたる3月21日に、1年3ヶ月ぶり、通算15枚目の日本語オリジナルアルバム『DO YOU DREAMS COME TRUE?』をリリースしたが、このアルバムが登場10週目を越えた現在も売れている。

 3/30付のランキングに1位で初登場後も、3→1→2→3→4→6→5位と、1位返り咲きを含め、8週連続トップ10内にランクインし、その後も13→22位(6/1付)と、毎週々リリースされる新譜に混じって、着実に数字を伸ばしている。現在までに約62.3万枚と、間もなく上半期も終了するが、今年発売されたアルバムの中ではダントツの数字だ。

 デビュー日の3月21日に向(か)けて、昨年6月25日にリリースしたシングル「MERRY-LIFE-GOES-ROUND」を皮切りに、「連れてって 連れてって」(11/12発売)、そして「GOOD BYE MY SCHCOOL DAYS」(2/25発売)で、“3、2、1”とカウントダウンし、ついに、この『DO YOU〜』で“0”に。新しいドリカムがスタートし、前からのファンの人も、新しくファンになってくれた人にも、一緒に“ドリ”しようというメッセージが込められている。

 ちなみに「MERRY〜」にはEvery Little Thingの持田香織、「連れてって〜」には宮崎あおい、「GOOD~」には多部未華子と、それぞれのミュージックビデオには豪華な女優陣、ミュージシャンが参加し、また全ビデオの最後にはそれぞれ「3」「2」「1」と「To Be Continue…」の文字が現れて、アルバムへのカウントダウンを盛り上げながら煽った。こうしたプロモーションにより、3月21日で“デビュー20周年=アルバムの発売日”、ということが広い層、隅々にまできちんと伝わり、大きな動きになっているのではないのだろうか。

 デビュー20周年を迎えてもなお、支持され続けるその人気のヒミツは一体どこにあるのだろうか。もちろん、作品の良さやVo.吉田美和の唯一無二のボーカル力、2人の人柄などその理由は色々あると思うが、やはりファンへのサービス精神が旺盛=ファンを大切にするという気持ち、そこに尽きるのではないかと思う。それがファンにきちんと伝わっているということだ。

 今回のアルバムも、20周年記念ということで、初回盤にはファンからのリクエストで選曲した“ベスト盤付きバージョン”と、“ライブDVD付きバージョン”の2パターンを用意するという、ファンにはたまらないアイディアだ。また、今はそういうアーティストも増えているが、情報出し等は常に自分達のオフィシャルサイトが1番最初、ここをデビュー当時から徹底している。強固な信頼関係が築けている。

 ライブでも吉田美和と中村正人は、ファンに対しいつも愛おしそうに話しかけ、一緒に涙を流し、その瞬間瞬間全てを共有、一体化している。2人に抱きしめられいるファン1人ひとりがそんな感覚になっているのではないだろうか…。2人はファンの心を潤し、そしてファンは大きな力で2人を支えている。アーティストとファンの関係としては当たり前なのでは?という声も聞こえてきそうだが、そんな信頼関係がよりハッキリ見えているところが、ドリカムの底力につながっているのではないだろうか。


 DREAMS COME TRUE多部未華子

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