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樋口了一「手紙」が53位→9位 発売半年で初のTOP10入り

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 老いや介護の現実を歌い、中高年を中心に支持を集めるシンガーソングライター・樋口了一の「手紙 〜親愛なる子供たちへ〜」(昨年10/22発売)が、5/25付週間シングルランキングで、前週5/18付の53位から9位に急上昇した。ライブなど地道な活動から人気に火がつき、じわりじわりとヒットを拡大していた同曲が、発売から半年を経て初のTOP10入りを果たした。

樋口了一「手紙 〜親愛なる子供たちへ〜」 

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 同曲誕生のきっかけは約2年前。もとはポルトガル語で書かれたという1通のメールを、樋口が知人の翻訳家を通じて目にしたことに始まる。その日本語訳に感銘を受けた樋口が作曲、一部詞を補足してこの作品は生まれた。

 今週付での急上昇は、先週11日(月)、NHK総合『生活ほっとモーニング』、テレビ朝日系『ワイドスクランブル』で紹介されたことによるところが大きく、放送当日の5/11付デイリーランキングでは、前日の47位から順位を上げ、発売202日目にして初の首位を獲得した。その後も着実に売上を伸ばし、今週付の売上は前週から約12倍増の1.4万枚を記録した(累積売上3.7万枚)。

 樋口了一は、1964年生まれ、熊本県出身のシンガーソングライターで、バンド活動後、1993年にメジャーデビュー。これまでシングルは、バラエティ番組『水曜どうでしょう』(HTB)のエンディングテーマ「1/6の夢旅人2002」(最高位31位)、今回の「手紙 〜親愛なる子供たちへ〜」など、計5作でランクインを果たしている。


 樋口了一

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