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HIDEさんの命日に新生X JAPANが初ライブ HEATHはYOSHIKIと熱い抱擁

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 ロックバンド・X JAPANが2日、東京ドーム2days公演『X JAPAN WORLD TOUR Live in TOKYO〜攻撃続行中〜』の初日公演を行った。元LUNA SEAのギタリスト・SUGIZOが正式加入した新生X JAPANの初陣にボーカル・TOSHIは「新たに6人で強行突破するぜ」と冒頭から気合い十分。マネジメントとのトラブルを前向きに解消し、脱退を回避したベース・HEATHYOSHIKIと熱い抱擁を交わし、5万5000人のファンを歓喜の渦へと誘った。

『X JAPAN WORLD TOUR Live in TOKYO〜攻撃続行中〜』の初日公演の模様 

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 公演前に報じられたメンバーの脱退騒動や解散危機の不安要素を全て振り払い、さらにSUGIZOを加えて攻撃再開の狼煙をあげたX JAPAN。「無敵な夜」と題したこの日は、ギターの故・HIDEさんもモニターから“参加”し、まさに無敵の布陣で臨んだ「Rusty Nail」「紅」など全13曲は3時間半に及んだ。この日のために新曲「Jade」も初披露し、TOSHIは「お前たち、暴れん坊将軍でいけよ!!」と観客をあおった。

 昨年末のカウントダウンライブ以来の日本公演に、TOSHIは「久々のコンサートだ。それに加えて今日は5月2日だぜ〜」と奇しくもHIDEさんの命日と重なったことを強調。アンコールではHIDEさんの追悼曲「Without you」をYOSHIKIのピアノと共に捧げた。

 この日のHEATHはマイクを通してコメントすることはなかったものの、エンディングでは自発的にステージを駆け下り、心配をかけたファンに詫びるかのようにハイタッチ。YOSHIKIとの抱擁シーンには、安堵にも似た声援が会場を包み込んだ。一方、新メンバーのSUGIZOは「DAHLIA」でバイオリン演奏を披露。今までのX JAPANには見られなかった新たな“武器”で存在感をアピールしていた。

 今年1月に行った香港での初海外ライブで、YOSHIKIが「世界でトップをとれるのが見えた」と発してから紆余曲折あった世界ツアーだが、日本で最高の再出発を果たした。


 X JAPAN

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