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HEATH脱退回避! SUGIZOを加えて新生X JAPAN誕生

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 マネジメント上のトラブルから一部で「脱退か」と報じられたロックバンド・X JAPANのベーシスト・HEATHがトラブルを前向きに解消し、今月2日と3日に開催される東京ドーム公演に出演することが4月30日、わかった。リーダー・YOSHIKIと話し合った結果、HEATHは「身勝手な行動をとってしまった事を、今は深く反省し、心よりお詫び申し上げます」と謝罪コメントを寄せ、再びX JAPANとして活動する。また、かねてより発表していたメンバー増加の件で、元LUNA SEAのギタリスト・SUGIZOが6人目のメンバーとして正式加入することが決定した。

“6人”で東京ドーム公演を行うことを発表したX JAPAN 

“6人”で東京ドーム公演を行うことを発表したX JAPAN 

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 東京ドーム公演2dayは、出演メンバーが未定にも関わらずチケットが即日完売。その動向が注目されていたX JAPANが脱退、解散危機を乗り越えた。開催やバンドの存続事態が不安視される声があがる中でもYOSHIKIは「公演までにトラブルを解消して、必ず素晴らしいコンサートをする」と宣言しており、その約束を有言実行する形となった。

 脱退騒動に発展した理由の一つとしてHEATHは「今後どう進むべきか、と迷いが生じ、一時的に精神的不安に陥り、外部と連絡を一切絶ってしまっていました」と告白。YOSHIKIの必死の説得もあり「もう一度X JAPANのベーシストとして活動をしていきたいと思い、メンバーにその気持ちを伝えたところ、メンバーは僕を温かく迎え入れてくれました」とより結束が深まったやりとりを明かしている。

 一方、かねてから囁かれていた6人目のメンバーには、サポートメンバーとして08年の復活ライブから参加していたSUGIZOが正式決定。SUGIZOは「天国のhideさんの意思を可能な限り感じ取って、この答えに行き着いたんだ」と同じギタリストとして共感する部分があると強調。「去年からそうだったように、俺はこれからもあの人と一緒にステージに立ち、あの人の存在を、息吹を、この身体を通してみんなに届けたい」と、故・hideさんと共にステージに立つ決意でX JAPANに臨む。

 今年3月に放ったYOSHIKIのライブ強行突破宣言からライブ直前で最高の“カード”が揃う展開を迎えた新生X JAPAN。すでに6人全員でのメンバーミーティングやリハーサルも進んでおり、万全の状態でワールドツアーの“攻撃再開”を目指す。

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関連写真

  • “6人”で東京ドーム公演を行うことを発表したX JAPAN 
  • マネージメントとのトラブルを解消させ、ドーム公演に立つHEATH(C)ORICON DD inc. 
  • 正式メンバーとなったSUGIZO 

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