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6人組ユニット・pe’zmokuに暗雲 全国ツアーが白紙状態に

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 ザ・プラン9のなだぎ武が初主演した映画『デメキング』(7日公開)の主題歌を担当した、5人組ジャズバンド・PE’Zとオルタナティブフォーク歌手・suzumokuによる合体ユニット・pe’zmoku(ペズモク)の全国ツアーの初日5日と6日の公演が急遽中止となり、来週11日(水)以降の日程はPE’Zのみで行われることが5日(木)、明らかになった。公式サイトには「suzumokuからの連絡を待っている状態」と明記されており、ORICON STYLEの取材に対し所属事務所は「コンディションの問題」と説明した。

 公式サイトでは、メンバーを代表してOhyama“B.M.W”Wataruが「今月2日以降、pe’zmokuのヴォーカリスト、suzumokuとの連絡がつかなくなっており、このままではLiveを行う事は不可能だと判断したため、公演中止という結論に至りました。連絡がとれなくなってから、メンバー総出で探しておりましたが、事件性はないと分かった為、suzumokuからの連絡を待っている状態です」と事情を説明。

 suzumoku本人とは直接連絡がとれていないものの、身近な関係者を通じて安否などの確認はとれているという。Ohyamaはsuzumokuについて「pe’zmokuの音楽を知っていただいている皆様にはお分かりいただけるかと思いますが、彼はとても繊細な一面を持っており我々としても非常に心配しております。今後の彼の音楽活動や人生にも影響を与えかねない事ですので、慎重に対処して行きたいと思っております。進展があり次第、逐次皆様にはご報告させていただきます」と理解を呼びかけている。

 PE’Zの残りのメンバー4人もサイトにコメントを寄せており、驚きや戸惑いなど複雑な心境を吐露したうえで、今後のツアーをしっかり遂行することを誓った。

 これらを受け、今日5日に初日を迎えるはずだった2度目の全国ツアー『pe’zmoku ツアー大作戦』(全国21ヶ所24公演)の東京・SHIBUYA O-nest公演及び6日(金)の栃木・Heaven’s Rock宇都宮VJ-2公演は中止、11日(水)からの宮城・仙台MA.CA.NAからはPE’Z単体での公演に変更される(チケットの払い戻し方法は近日中にpe’zmokuの公式サイトに掲載)。

 pe’zmokuは昨年11月に1stツアーを終了し、先月4日に発売した1stシングル「ハルカゼ」のカップリング曲「ペズモク大作戦」が映画『デメキング』の主題歌に起用されたばかり。所属事務所としてもやむを得ない状況に「日々のリハーサル等を重ね新たに始まるツアーの日々を大切に進んで行こうとしていた矢先の事ですので、我々も残念でなりません。メンバー6人全員が揃って皆様に直接お目にかかれる時期的なめどは立っておりませんが、メンバー、我々スタッフ共々、楽しみになさっていた皆様に対し、最善を尽くして参りますのでご理解頂けますようお願い致します」と苦汁の決断だったことを記している。

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