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『渡鬼』で“おやじバンド”が結成

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 高視聴率ドラマ『渡る世間は鬼ばかり』(TBS系)の劇中で勇役の角野卓造、『走れコウタロー』のヒット曲で知られる山本コウタロー佐藤B作、村田雄浩、井之上隆志らがそれぞれの役の設定で“おやじバンド”を結成し、5人は「ドラマだけじゃなく、オリジナル曲で本当にデビューしちゃおうか!」と意気込んでいる。

 6月26日(木)の『渡鬼』劇中で本格的に始動する“おやじバンド”は、中華料理店「幸楽」の主人・勇(角野)と、幼馴染の中本(山本)らが楽器を持ち寄って昔の夢だったバンドを組むことを思い立ったことから結成。脚本の橋田壽賀子は「青春を謳歌できなかった勇さんたちが、青春を取り戻そうと一生懸命がんばっている姿を描きたくてバンドを組んでもらいました。それは、青春を謳歌できなかった私自身の気持ちでもあり願望なのです」と新しい試みの意図を説明している。

7月17日(木)放送では、グループサウンズ時代の大ヒット曲『亜麻色の髪の乙女』の演奏に挑むということで、その晴れ舞台に向かって現在猛練習中。角野とB作はギターとボーカル、コウタローはギター、村田はキーボード、井之上がパーカッションを担当しているが、実は角野とコウタローは実際に同い年で、同じ中学校で過ごした仲ということもあり、演奏の息はぴったり。“デビュー”に向けておやじバンドの挑戦が続いている。

映画『NANA』から生まれた「NANA starring MIKA NAKASHIMA」、ドラマ『セーラー服と機関銃』(TBS系)で長澤まさみが役名でCDデビューした「星泉」、ドラマ『野ブタ。をプロデュース』(日本テレビ系)の主題歌『青春アミーゴ』を亀梨和也と山下智久が演じる役名の「修二と彰」としてリリースし、ミリオンヒットさせるなど作品の役から派生してデビューした例は数多くあり、“おやじバンド”も今後反響によっては大いにデビューの可能性はありそうだ。

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