MTVビデオ・ミュージック・アワード（VMA）の授賞式がラスベガスのPALMS（パームス・カジノ・リゾート）で行われた。ブリトニー・スピアーズのオープニング・パフォーマンスで華やかにスタートし、リアーナ、ジャスティン・ティンバーレイクといった大本命が賞を獲得した。

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　ブリトニー・スピアーズは発表したばかりの新曲「Gimme More」をオープニングでパフォーマンスし、今年のVMAの話題をさらった。ブリトニーが公のイベントでパフォーマンスをするのは実に3年ぶりで、いささかスーパースターだった頃からは、なるほど２児の母なりに体系が崩れてしまった感もあり、さらに口パクでもあった。しかし、黒にラメの入ったブラとパンティに編みタイツだけといったセクシーな衣装にストリッパーのポールダンスをバックにしたがえて踊る姿は、セクシーアイコンとしての復活を思わせた。この新曲は今月13日に発売のニューアルバムに収録される予定だ。

　最多部門にノミネートされていた、リアーナはR&Bの歌姫ビヨンセや同じく最多ノミネートのジャスティン・ティンバーレイクを抑え、最も栄えあるビデオ・オブ・ザ・イヤー賞とモンスター・シングル賞を獲得し、新しい女王誕生を思わせた。

　さらに、グランプリを逃したものの、自身のヒット曲「What Goes Around…」がヒット・チャート一位を獲得しているジャスティンは見事、最優秀男性アーティスト賞を獲得した。（たさいちやこ）

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