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“夏の恋”、aikoの「花火」が人気ナンバー

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 ピンキーとキラーズじゃないけど、夏はやっぱり、“恋の季節”。そして、恋のそばにはいつも音楽があるもの。この夏の恋を盛り上げる、または、昔の夏の恋を振り返るときにいつもそこにある曲とは? オリコンでは中学生から40代までを対象に、「夏の恋」と聞いて思い出す曲についてアンケートを行った。

 1位は、aikoの知名度を一気に高めるきっかけとなった【「花火」】。「華やかな花火と切ない恋とを重ねた、夏の名曲だと思う」(鹿児島県/中・高校生/男性)、「花火というタイトルは前向きっぽいのに、切ない思いがたくさん詰まっているから」(神奈川県/専門・大学生/女性)――ポップなメロディと切ない詞が聴く者の心を掴む。同じくaikoの【「カブトムシ」】は、9位にランクイン。

 2位の【「金魚花火」大塚愛】は、男性が選んだランキングでは1位。そのためか、「当時好きだった人が、好きだった曲」(大阪府/専門・大学生/女性)、「彼とドライブ中によく聴いていた」(静岡県/中・高校生/女性)など、彼氏の影響でこの曲を選んだ女性も多かった。

 3位【「夏祭り」White berry】は若い世代のみならず、JITTERIN’JINのオリジナル曲と重ねて当時を思い出した、上の世代からも票が集まった。「好きな人と夏祭りに行きたくて、すごくこの曲がうらやましかった覚えがある」(神奈川県/中・高校生/女性)、「小学生の頃、JITTERIN’JINの曲がヒットしていて、大好きだった。そんな私も結婚して、子どもを産んだ頃、この曲がテレビで流れてきて、幼い頃の恋を思い出した」(大阪府/30代/女性)という声が届いた。

 サザンオールスターズの楽曲【「TSUNAMI」】は、White berry と同率3位に、5位にも【「真夏の果実」】がランクインと、サザンのバラードは2曲がトップ5入り。それぞれ30代以上からの人気が高かった。

 ランクインした曲にはミディアムテンプの曲やバラードも多く、詞の内容は、切ない気持ちを歌っているものがやはり多い。夏の恋とは、意外とほろ苦いものなのかもしれない。

(2007年6月7日〜6月11日、自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員の、高校生、専門・大学生、20代社会人、30代、40代の男女、各100人、合計1,000人にインターネット調査したもの)


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