K-POPガールズグループとして2021年にデビューした6人組・LIGHTSUM(ライトサム)が今、日本のアイドル文化に根付く「Kawaii」を取り入れた新たな挑戦に踏み出している。ABEMAのオリジナルドキュメンタリー番組『Re:Idol』で「日本式アイドル」への方向転換を提示された彼女たちは、韓国で培ってきた歌唱力やダンススキルを生かしながら、これまでとは異なる表現を模索。9月23日に日本メジャーデビューミニアルバム『Re:idol』をリリースする。デビュー6年目を迎えたLIGHTSUMは、日本でどのような姿を見せるのか。
■K-POPから日本の「Kawaii」へ LIGHTSUMが歩んだ5年間
K-POPガールズグループの特色としてまず挙げられるのは、「完成された高いパフォーマンス力」や「洗練されたガールクラッシュ/ハイコンセプト」だろう。K-POPグループが日本デビューする際も、本国での活動スタイルを軸に展開するケースが多い。その完成度に日本のアイドルが影響を受け、クールで強い女性像や洗練されたダンスパフォーマンスを表現することも、今では定着している。
一方、2026年には、これまでとは異なる方向の動きも見られた。日本のアイドルグループ・CUTIE STREETが韓国の音楽番組『M COUNTDOWN』に出演し、「かわいいだけじゃだめですか?」を韓国語で披露。日本発の「Kawaii」を韓国の音楽シーンへ届けたことが話題となった。
こうした日韓のアイドル文化の交流が進むなか、LIGHTSUMが挑むのは、韓国で培った実力を土台に、日本の「Kawaii」を自分たちの表現へと取り入れる試みだ。
LIGHTSUMは、4minute、BEAST、BTOBなどを輩出した韓国の芸能事務所CUBE ENTERTAINMENTに所属するガールズグループ。グループ名は「LIGHT(光)」と「SUM(集める)」を組み合わせたもので、「輝く光が一つになって世界中に届くように、影響力のあるポジティブなエネルギーを届ける」という思いが込められている。SANGAH(サンア)、CHOWON(チョウォン)、NAYOUNG(ナヨン)、HINA(ヒナ)、JUHYEON(ジュヒョン)、YUJEONG(ユジョン)の6人体制で活動しており、デビュー以来、異なるコンセプトを打ち出し、表現の幅を広げてきた。
2021年のデビュー1st Single 「Vanilla」では、爽やかでキュートな魅力を前面に押し出したハイティーン・ポップで、フレッシュな新人としてスタート。同年の2nd Single 『Light a Wish』のタイトル曲 「VIVACE」では、グループ名LIGHTSUMにちなんだ「光」をテーマに、華やかさやエレガントさを加え、一段と洗練された大人っぽさと表現力を見せた。2022年に発売した1st Mini Album 『Into The Light』のタイトル曲 「ALIVE」では、パワフルなダンスブレイクや学園風のスポーティな衣装でティーンクラッシュを体現。歌やダンスで魅せるグループとしての存在感を強めた。
その後、約1年5ヶ月ぶりにカムバックした2023年の2nd Mini Album 『Honey or Spice』では、甘い「Honey」と刺激的な「Spice」という二面性をテーマに、これまでのポップなイメージから一変して大胆で大人の洗練された雰囲気を打ち出した。そして2024年の Digital Single 「POSE!」では、作り込まれたイメージから一歩離れ、軽快でスタイリッシュなサマーポップでナチュラルな魅力をアピールした。
このように、その時々で新たな表情を見せてきたLIGHTSUMだが、Digital Single「POSE!」の発表以降、約2年にわたり、新曲のリリースがなかった。デビューから5年を迎え、新曲のリリースを待ち望みながら、「どんな形でもいいから活動したい」という思いを募らせていた彼女たちに提示されたのが、「日本式アイドルに生まれ変わる」という新たな方向性だった。
■「日本式アイドル」への転換 『Re:Idol』で描かれる6人の悩み
この方向転換を受けて、日本デビューでの再始動を目指す彼女たちの姿を追ったのが、リアリティ番組『Re:Idol』だ。
ある日、日本人メンバーのHINAが事務所副社長に呼び出され、「日本式アイドルとして生まれ変わる」という重大な方針転換を告げられる。HINAからその事実を聞かされたメンバーたちは、あまりにも唐突な提案に言葉を失い、話を受け止めきれずにいた。
厳しい練習生時代を勝ち抜き、「K-POPアイドル」としてデビューした彼女たちにとって、これまでとは異なる「日本式J-POPアイドル」へ転向することは容易な選択ではない。
しかし、「どんな形であっても、とにかくステージに立ちたい、活動がしたい」という切実な思いから、新たな挑戦への決意を固めていく。番組では、これまでとは異なる表現方法に戸惑うメンバーの姿も映し出され、6人それぞれの葛藤とリアルな姿が率直に描かれている。
『Re:Idol』は、単なるK-POPグループの日本デビュー密着番組ではない。すでに5年間のキャリアを持つ6人が、これまで積み上げてきたものを抱えたまま、自分たちの「アイドル」としての可能性をもう一度見つめ直し、新しい市場に挑むドキュメンタリーだ。
そして、その挑戦の答えの一つとして、日本メジャーデビューミニアルバム『Re:idol』が完成した。
■K-POPの実力と“Kawaii”が融合 『Re:idol』で見せる新たな表現
アルバムタイトル『Re:idol』には「アイドルをやり直す」という意思が込められている。本作の最大の面白さは、楽曲構成、メロディーライン、歌詞の質感、振り付けに至るまで、徹底してJ-POPや日本のアイドル文化の文脈へダイブしている点だ。
リード曲「どうして」は、好きな人の言動に一喜一憂し、胸のときめきや焦りを隠せない甘酸っぱい片思いをキャッチーな旋律とアップテンポなサウンドに乗せたJ-POPの王道チューン。作詞・作曲は、M!LK「イイじゃん」など多くのヒット曲を生み出しているKanata Okajima。振付を手がけたのは、CANDY TUNE、乃木坂46、でんぱ組.incやYOASOBI「アイドル」を担当するらん先生という強力な布陣だ。キャッチーで誰もが真似したくなる「J-POPアイドル的な振り」を軸に、TikTokなどのSNSでも印象に残る「キュンハート」などの振り付けが盛り込まれている。
ミュージックビデオは、Vaundyの「融解sink」、乃木坂46の「君に叱られた」「新しい世界」などを手がけてきた横堀光範監督が担当し、東京・新宿の「東急歌舞伎町タワー」の屋上で撮影を行った。
ほかにも、日本のサブカルチャー感やアニメソング的エモーショナルさを感じさせるポップナンバー「Fallin’ World」、清涼感のあるトラックにメンバーの表情豊かなボーカルが映える「Stop and Go」、2024年に韓国でリリースされたサマーソング「POSE!」を、J-POP的サウンドと日本語詞に再構築したセルフカバー「POSE!(Kawaii ver.)」、グループの切実な心情やストーリー性を感じさせる、情緒的でメロディアスな「夜を歩く君へ」など全5曲を収録している。
このように日本メジャーデビューミニアルバム『Re:idol』は、単なるローカライズ作品ではなく、「K-POPのフィジカル(実力)」と「J-POPのソウル(物語・Kawaii文化)」が高次元で融合した、完成度の高い意欲作に仕上がっている。
■歌唱、ダンス、個性豊かなキャラクター LIGHTSUMを形作る6人
新たな活路を日本に見出した6人の個性あふれるメンバーたちは――。
【SANGAH(サンア)】
グループ最年長のリーダー。凛としたビジュアルと確かなダンススキルを兼ね備え、グループのラップパートを力強くけん引する存在。クールな雰囲気とは対照的な明るく社交的な性格も魅力の一つ。2026年にはCHOWON、JUHYEONとともにDigital Single「Beautiful Pain (SANGAH, CHOWON, JUHYEON)」を発表し、ユニット活動でも新たな魅力を見せた。
【CHOWON(チョウォン)】
メインボーカルとして、繊細で表現力豊かな歌声と力強い高音でLIGHTSUMの歌を支える。デビュー前にはIZ*ONEを輩出したオーディション番組『PRODUCE 48』への出演経験もあり、そこで培った経験を現在の活動にもつなげている。落ち着いた「お姉さん」的雰囲気とは真逆の、愛嬌たっぷりなギャップが魅力的。
【NAYOUNG(ナヨン)】
メインボーカル・リードダンサーを担当。透明感のある歌声と安定したボーカルでグループを支える。『PRODUCE 48』に出演時は、ムードメーカー的な存在として注目を集め、日本ではTBS『アイ・アム・冒険少年』に出演するなど、持ち前の親しみやすい人柄で多くのファンをひきつけてきた。メンバーからは「お笑い担当」と呼ばれることも。
【HINA(ヒナ)】
日本人メンバーで、サブボーカルを担当。16歳で単身韓国に渡り、18歳でデビュー。幼少期から12年間バレエを習った経験があり、しなやかなダンスと上品な表現力、透明感のあるビジュアルで存在感を放つ。日本を舞台に新たな挑戦に臨むLIGHTSUMにとって、日本と韓国、双方のアイドル文化に触れてきたHINAの存在は大きい。
【JUHYEON(ジュヒョン)】
メインダンサー・リードボーカルを担当。ダンスバトル番組への出演経験もある高いダンススキルを武器にステージをけん引しながら、伸びやかなボーカルでも存在感を発揮する。日本語を約10年勉強し、番組『Re:Idol』でも流暢な日本語が話題に。メンバーからは「天然だ」と言われるギャップも魅力の一つ。
【YUJEONG(ユジョン)】
グループの末っ子で、サブボーカルを担当。14歳で『PRODUCE 48』に出演し、最年少参加者ながら高い実力でファンを魅了した。愛らしい表情や明るい魅力を持ち、今回の日本活動で打ち出される“Kawaii”という新たな方向性とも親和性の高い存在。
この6人がこれからどのような姿を日本で見せてくれるか、期待が高まる。
■韓国で培った実力を武器に 日本で挑む新たなアイドル像
約2年の空白期間を過ごしたLIGHTSUMにとって、番組『Re:Idol』は、日本デビューのためだけの企画ではない。韓国で培ってきた歌唱力やダンススキルを武器にしながら、これまでとは異なる日本のアイドル文化に飛び込み、自分たちの新たな可能性を探る再出発への希望だった。
これまで日本では、韓国のアーティストがK-POPならではの高いパフォーマンス力や洗練されたスタイルで支持を広げてきた。一方、LIGHTSUMが挑戦しているのは、その逆方向のアプローチだ。韓国で磨いてきた実力を持ったまま、日本のアイドル文化に根付く「Kawaii」や親しみやすさを取り入れ、自分たちの表現として昇華しようとしている。
デビューシングル「Vanilla」から Digital Single 「POSE!」まで、さまざまなコンセプトを経験してきた5年間。その積み重ねがあるからこそ、日本のアイドルを模倣するのではなく、LIGHTSUMならではの「Kawaii」を生み出すことができるのではないだろうか。高い歌唱力やシンクロ率の高いダンスと、日本のアイドル文化が持つ親しみやすさやエモーショナルな魅力が交わったとき、どのような新しい表現が生まれるのか――。
9月23日に発売される日本メジャーデビューミニアルバム『Re:idol』は、そんな挑戦の第一歩となる。タイトルが示す“再出発”は、これまでの歩みを捨てて生まれ変わることではない。韓国で積み重ねてきた5年を土台に、日本のアイドル文化と出会うことで、新たなLIGHTSUMを形作っていくことだ。6人が日本でどのような表現を生み出し、どのような存在感を築いていくのか。その歩みに注目したい。
文:坂本ゆかり
<作品情報>
■LIGHTSUM メジャーデビューミニアルバム『Re:idol』
リリース日:2026年9月23日
【通常盤】CD
品番:WPCL-13834/価格:2,500円(税込)
・12P歌詞ブックレット
・フォトカード(全6種のうちランダム1種)(通常盤ver.)
CD収録曲(2形態共通)
1. どうして
2. Fallin’ World
3. Stop and Go
4. POSE! (Kawaii ver.)
5. 夜を歩く君へ
【初回限定盤】デジパック仕様CD+DVD
・20Pフォトブック
・フォトカード(全6種のうちランダム1種)(初回限定盤ver.)
DVD収録内容:特典映像 “Recording Camp in Japan”
- Recording Camp
- Pajama Party
■LIGHTSUM official HP:https://lightsum-official.jp/
■ABEMAオリジナルドキュメンタリー番組『Re:Idol』:https://abema.tv/video/title/327-123
■K-POPから日本の「Kawaii」へ LIGHTSUMが歩んだ5年間
K-POPガールズグループの特色としてまず挙げられるのは、「完成された高いパフォーマンス力」や「洗練されたガールクラッシュ/ハイコンセプト」だろう。K-POPグループが日本デビューする際も、本国での活動スタイルを軸に展開するケースが多い。その完成度に日本のアイドルが影響を受け、クールで強い女性像や洗練されたダンスパフォーマンスを表現することも、今では定着している。
一方、2026年には、これまでとは異なる方向の動きも見られた。日本のアイドルグループ・CUTIE STREETが韓国の音楽番組『M COUNTDOWN』に出演し、「かわいいだけじゃだめですか?」を韓国語で披露。日本発の「Kawaii」を韓国の音楽シーンへ届けたことが話題となった。
こうした日韓のアイドル文化の交流が進むなか、LIGHTSUMが挑むのは、韓国で培った実力を土台に、日本の「Kawaii」を自分たちの表現へと取り入れる試みだ。
LIGHTSUMは、4minute、BEAST、BTOBなどを輩出した韓国の芸能事務所CUBE ENTERTAINMENTに所属するガールズグループ。グループ名は「LIGHT(光)」と「SUM(集める)」を組み合わせたもので、「輝く光が一つになって世界中に届くように、影響力のあるポジティブなエネルギーを届ける」という思いが込められている。SANGAH(サンア)、CHOWON(チョウォン)、NAYOUNG(ナヨン)、HINA(ヒナ)、JUHYEON(ジュヒョン)、YUJEONG(ユジョン)の6人体制で活動しており、デビュー以来、異なるコンセプトを打ち出し、表現の幅を広げてきた。
2021年のデビュー1st Single 「Vanilla」では、爽やかでキュートな魅力を前面に押し出したハイティーン・ポップで、フレッシュな新人としてスタート。同年の2nd Single 『Light a Wish』のタイトル曲 「VIVACE」では、グループ名LIGHTSUMにちなんだ「光」をテーマに、華やかさやエレガントさを加え、一段と洗練された大人っぽさと表現力を見せた。2022年に発売した1st Mini Album 『Into The Light』のタイトル曲 「ALIVE」では、パワフルなダンスブレイクや学園風のスポーティな衣装でティーンクラッシュを体現。歌やダンスで魅せるグループとしての存在感を強めた。
その後、約1年5ヶ月ぶりにカムバックした2023年の2nd Mini Album 『Honey or Spice』では、甘い「Honey」と刺激的な「Spice」という二面性をテーマに、これまでのポップなイメージから一変して大胆で大人の洗練された雰囲気を打ち出した。そして2024年の Digital Single 「POSE!」では、作り込まれたイメージから一歩離れ、軽快でスタイリッシュなサマーポップでナチュラルな魅力をアピールした。
このように、その時々で新たな表情を見せてきたLIGHTSUMだが、Digital Single「POSE!」の発表以降、約2年にわたり、新曲のリリースがなかった。デビューから5年を迎え、新曲のリリースを待ち望みながら、「どんな形でもいいから活動したい」という思いを募らせていた彼女たちに提示されたのが、「日本式アイドルに生まれ変わる」という新たな方向性だった。
■「日本式アイドル」への転換 『Re:Idol』で描かれる6人の悩み
この方向転換を受けて、日本デビューでの再始動を目指す彼女たちの姿を追ったのが、リアリティ番組『Re:Idol』だ。
ある日、日本人メンバーのHINAが事務所副社長に呼び出され、「日本式アイドルとして生まれ変わる」という重大な方針転換を告げられる。HINAからその事実を聞かされたメンバーたちは、あまりにも唐突な提案に言葉を失い、話を受け止めきれずにいた。
厳しい練習生時代を勝ち抜き、「K-POPアイドル」としてデビューした彼女たちにとって、これまでとは異なる「日本式J-POPアイドル」へ転向することは容易な選択ではない。
しかし、「どんな形であっても、とにかくステージに立ちたい、活動がしたい」という切実な思いから、新たな挑戦への決意を固めていく。番組では、これまでとは異なる表現方法に戸惑うメンバーの姿も映し出され、6人それぞれの葛藤とリアルな姿が率直に描かれている。
『Re:Idol』は、単なるK-POPグループの日本デビュー密着番組ではない。すでに5年間のキャリアを持つ6人が、これまで積み上げてきたものを抱えたまま、自分たちの「アイドル」としての可能性をもう一度見つめ直し、新しい市場に挑むドキュメンタリーだ。
そして、その挑戦の答えの一つとして、日本メジャーデビューミニアルバム『Re:idol』が完成した。
アルバムタイトル『Re:idol』には「アイドルをやり直す」という意思が込められている。本作の最大の面白さは、楽曲構成、メロディーライン、歌詞の質感、振り付けに至るまで、徹底してJ-POPや日本のアイドル文化の文脈へダイブしている点だ。
リード曲「どうして」は、好きな人の言動に一喜一憂し、胸のときめきや焦りを隠せない甘酸っぱい片思いをキャッチーな旋律とアップテンポなサウンドに乗せたJ-POPの王道チューン。作詞・作曲は、M!LK「イイじゃん」など多くのヒット曲を生み出しているKanata Okajima。振付を手がけたのは、CANDY TUNE、乃木坂46、でんぱ組.incやYOASOBI「アイドル」を担当するらん先生という強力な布陣だ。キャッチーで誰もが真似したくなる「J-POPアイドル的な振り」を軸に、TikTokなどのSNSでも印象に残る「キュンハート」などの振り付けが盛り込まれている。
ミュージックビデオは、Vaundyの「融解sink」、乃木坂46の「君に叱られた」「新しい世界」などを手がけてきた横堀光範監督が担当し、東京・新宿の「東急歌舞伎町タワー」の屋上で撮影を行った。
ほかにも、日本のサブカルチャー感やアニメソング的エモーショナルさを感じさせるポップナンバー「Fallin’ World」、清涼感のあるトラックにメンバーの表情豊かなボーカルが映える「Stop and Go」、2024年に韓国でリリースされたサマーソング「POSE!」を、J-POP的サウンドと日本語詞に再構築したセルフカバー「POSE!(Kawaii ver.)」、グループの切実な心情やストーリー性を感じさせる、情緒的でメロディアスな「夜を歩く君へ」など全5曲を収録している。
このように日本メジャーデビューミニアルバム『Re:idol』は、単なるローカライズ作品ではなく、「K-POPのフィジカル(実力)」と「J-POPのソウル(物語・Kawaii文化)」が高次元で融合した、完成度の高い意欲作に仕上がっている。
■歌唱、ダンス、個性豊かなキャラクター LIGHTSUMを形作る6人
新たな活路を日本に見出した6人の個性あふれるメンバーたちは――。
【SANGAH(サンア)】
グループ最年長のリーダー。凛としたビジュアルと確かなダンススキルを兼ね備え、グループのラップパートを力強くけん引する存在。クールな雰囲気とは対照的な明るく社交的な性格も魅力の一つ。2026年にはCHOWON、JUHYEONとともにDigital Single「Beautiful Pain (SANGAH, CHOWON, JUHYEON)」を発表し、ユニット活動でも新たな魅力を見せた。
【CHOWON(チョウォン)】
メインボーカルとして、繊細で表現力豊かな歌声と力強い高音でLIGHTSUMの歌を支える。デビュー前にはIZ*ONEを輩出したオーディション番組『PRODUCE 48』への出演経験もあり、そこで培った経験を現在の活動にもつなげている。落ち着いた「お姉さん」的雰囲気とは真逆の、愛嬌たっぷりなギャップが魅力的。
【NAYOUNG(ナヨン)】
メインボーカル・リードダンサーを担当。透明感のある歌声と安定したボーカルでグループを支える。『PRODUCE 48』に出演時は、ムードメーカー的な存在として注目を集め、日本ではTBS『アイ・アム・冒険少年』に出演するなど、持ち前の親しみやすい人柄で多くのファンをひきつけてきた。メンバーからは「お笑い担当」と呼ばれることも。
【HINA(ヒナ)】
日本人メンバーで、サブボーカルを担当。16歳で単身韓国に渡り、18歳でデビュー。幼少期から12年間バレエを習った経験があり、しなやかなダンスと上品な表現力、透明感のあるビジュアルで存在感を放つ。日本を舞台に新たな挑戦に臨むLIGHTSUMにとって、日本と韓国、双方のアイドル文化に触れてきたHINAの存在は大きい。
【JUHYEON(ジュヒョン)】
メインダンサー・リードボーカルを担当。ダンスバトル番組への出演経験もある高いダンススキルを武器にステージをけん引しながら、伸びやかなボーカルでも存在感を発揮する。日本語を約10年勉強し、番組『Re:Idol』でも流暢な日本語が話題に。メンバーからは「天然だ」と言われるギャップも魅力の一つ。
【YUJEONG(ユジョン)】
グループの末っ子で、サブボーカルを担当。14歳で『PRODUCE 48』に出演し、最年少参加者ながら高い実力でファンを魅了した。愛らしい表情や明るい魅力を持ち、今回の日本活動で打ち出される“Kawaii”という新たな方向性とも親和性の高い存在。
この6人がこれからどのような姿を日本で見せてくれるか、期待が高まる。
■韓国で培った実力を武器に 日本で挑む新たなアイドル像
約2年の空白期間を過ごしたLIGHTSUMにとって、番組『Re:Idol』は、日本デビューのためだけの企画ではない。韓国で培ってきた歌唱力やダンススキルを武器にしながら、これまでとは異なる日本のアイドル文化に飛び込み、自分たちの新たな可能性を探る再出発への希望だった。
これまで日本では、韓国のアーティストがK-POPならではの高いパフォーマンス力や洗練されたスタイルで支持を広げてきた。一方、LIGHTSUMが挑戦しているのは、その逆方向のアプローチだ。韓国で磨いてきた実力を持ったまま、日本のアイドル文化に根付く「Kawaii」や親しみやすさを取り入れ、自分たちの表現として昇華しようとしている。
デビューシングル「Vanilla」から Digital Single 「POSE!」まで、さまざまなコンセプトを経験してきた5年間。その積み重ねがあるからこそ、日本のアイドルを模倣するのではなく、LIGHTSUMならではの「Kawaii」を生み出すことができるのではないだろうか。高い歌唱力やシンクロ率の高いダンスと、日本のアイドル文化が持つ親しみやすさやエモーショナルな魅力が交わったとき、どのような新しい表現が生まれるのか――。
9月23日に発売される日本メジャーデビューミニアルバム『Re:idol』は、そんな挑戦の第一歩となる。タイトルが示す“再出発”は、これまでの歩みを捨てて生まれ変わることではない。韓国で積み重ねてきた5年を土台に、日本のアイドル文化と出会うことで、新たなLIGHTSUMを形作っていくことだ。6人が日本でどのような表現を生み出し、どのような存在感を築いていくのか。その歩みに注目したい。
文:坂本ゆかり
<作品情報>
■LIGHTSUM メジャーデビューミニアルバム『Re:idol』
リリース日:2026年9月23日
【通常盤】CD
品番:WPCL-13834/価格:2,500円(税込)
・12P歌詞ブックレット
・フォトカード(全6種のうちランダム1種)(通常盤ver.)
CD収録曲(2形態共通)
1. どうして
2. Fallin’ World
3. Stop and Go
4. POSE! (Kawaii ver.)
5. 夜を歩く君へ
【初回限定盤】デジパック仕様CD+DVD
・20Pフォトブック
・フォトカード(全6種のうちランダム1種)(初回限定盤ver.)
DVD収録内容:特典映像 “Recording Camp in Japan”
- Recording Camp
- Pajama Party
■LIGHTSUM official HP:https://lightsum-official.jp/
■ABEMAオリジナルドキュメンタリー番組『Re:Idol』:https://abema.tv/video/title/327-123
2026/09/19




