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矢野顕子、世界屈指のリズム隊と『tiny desk concerts JAPAN』 ウィル・リー&クリス・パーカーと“会話”のような円熟セッション

 デビュー50周年を迎える矢野顕子が、ウィル・リー(Ba)、クリス・パーカー(Dr)とのトリオでNHK『tiny desk concerts JAPAN』に登場する。27日、28日にNHKワールドJAPANにて放送される。

(左から)クリス・パーカー、矢野顕子、ウィル・リー(C)NHK

(左から)クリス・パーカー、矢野顕子、ウィル・リー(C)NHK

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【写真】熱い!矢野顕子、ウィル・リー、クリス・パーカーによるNHK『tiny desk concerts JAPAN』の模様


 『tiny desk concerts』は、オフィスの一角に設けられた小さな空間で、アーティストが観客を間近に感じながら生演奏を届ける人気音楽企画。この日は「海男と瑠璃亜」「YOU ARE SPECIAL TO ME」「THE RIVER」「ひとつだけ」「ラーメンたべたい」の全5曲を披露した。

 笑顔で登場した矢野は、「とてもうれしい!」とキュートなMCで会場を和ませる一方、演奏が始まると一転して楽曲の世界へ深く入り込んでいく。無二の歌声は生声でもよく通り、アップライトピアノとエレクトリックピアノを使い分けながら楽曲に彩りを加え、グルーヴィーに転がるようなソロでも楽しませた。

 その歌とピアノを支えたのが、長年にわたって共演を重ねてきたウィルとクリスだ。クリスは音量を抑えながらも推進力を失わないドラミングを見せ、ウィルはローからハイポジションまで自在に行き来し、時にピック弾きやコード奏法も交えながらサウンドを立体的に構築。2人の絶妙なボリュームとスペースのコントロールによって、矢野の歌声やピアノがより鮮やかに浮かび上がっていった。

 3人は強弱や間を自在に操り、互いの音を受け取りながら演奏を展開。ソロの応酬も含め、その姿はまるで楽器で会話を交わしているかのようだった。小さな音で演奏することほど難しいとも言われる中、繊細さとダイナミズムを共存させる円熟したアンサンブルを響かせた。

 矢野にとって『tiny desk concerts JAPAN』への出演は、吾妻光良との共演に続いて2回目。今回の3人について「ただ音楽がやりたい、演奏していれば楽しい」というメンバーだと表現した。また、ウィルとクリスについて、日本語はわからないからこそ歌詞に合わせるのではなく、自身の演奏や気持ちに寄り添うことで「自分の曲を素晴らしくしてくれる」と語った。

 さらに矢野は、どんな会場でも「自分の家でピアノを弾いている感覚」と変わらないといい、ピアノを弾いていれば楽しく一日を過ごせるとも語った。そんな純粋な演奏の喜びが、3人の自在なアンサンブルを通して、小さな空間いっぱいに広がるステージとなった。

■放送予定
9月27日(日) 11:10〜11:39 19:10〜19:39 <NHK ワールド JAPAN>
9月28日(月) 0:10〜0:39 6:10〜6:39 <NHK ワールド JAPAN>
※11月以降にNHK BSで放送予定

見逃し配信:9月27日(日)11:40〜
Video On Demandページ、番組HP、NHKワールドJAPAN公式アプリにて
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  • (左から)クリス・パーカー、矢野顕子、ウィル・リー(C)NHK
  • NHK『tiny desk concerts JAPAN』より(C)NHK
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