今月31日にグループ名を改め、同タイミングで中島健人が卒業するSexy Zoneが、きょう22日放送のテレビ朝日系『ミュージックステーション』（後9：00）に生出演した。4人体制（中島、佐藤勝利、菊池風磨、松島聡）最後のテレビ出演となった。

　冒頭、司会のタモリから「4人では最後のテレビ出演なんですね？」と話しかけられると、佐藤が「4人で最後の出演です」と回答。「4月からはそれぞれの道に進むんです。きょうは精いっぱい、歌わせていただきます」と意気込んだ。

　松島は「今回はメンバーの中島の卒業とグループ名の2つの卒業が重ねっているので、感謝の気持ちを込めて、音楽の力を必要としている人に届けたい」と気合十分。佐藤は「ソロとグループに分かれるので、またMステに出られるように」と願いを込めた。中島は、同番組で「イノセントデイズ」を披露した際の菊池とのアカペラを回想した。

　そして、中島が主演を務めるドラマ『リビングの松永さん』の主題歌で、Sexy Zone名義最後のシングル「puzzle」を披露。シェアハウスを舞台にしたドラマ同様、パズルのピースのようにさまざまな形がある個性をお互いに認め合うことや、人と人とのつながりをテーマに、前向きで温もりを感じられる愛のうたとなっている。

　歌唱後には、デビュー時の写真をバッグに「We are Sexy Zone」となじみのあいさつをさけび、中島が「Sexy thank you forever！」と締めた。

　Sexy Zoneは2011年11月、シングル「Sexy Zone」でデビューし、オリコンランキング1位を獲得。同年、『ワールドカップバレーボール2011』のスペシャルサポーターを務める。12年2月、初の単独コンサートを開催。13年、『第64回 NHK紅白歌合戦』に初出場。22年12月にマリウス葉が卒業し、現メンバーは佐藤勝利、中島、菊池風磨、松島聡の4人。24年3月31日付けでグループ名を変更するとともに、中島が卒業する。