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D-LITE、歌手になるために「命を懸けてたくさん練習」 シン・ユはトロットをアピール【インタビュー】

 韓国で絶大な人気を誇る音楽ジャンル「トロット」をテーマに、新たな日本の歌姫を発掘する国内初のオーディション『トロット・ガールズ・ジャパン』の最終回が2月23日に「ABEMA」で生放送され、前代未聞の優勝賞金1300万円を獲得した歌姫No.1がついに決定した。ORICON NEWSでは、最終回で特別審査員を務めたBIGBANGのメンバーD-LITEと、審査員を務めた韓国のトロット歌手シン・ユに番組終了後インタビューを実施。それぞれに生放送を見守った感想を聞いた。

『トロット・ガールズ・ジャパン』の最終回に出演しインタビューに応じた(左から)D-LITE、シン・ユ

『トロット・ガールズ・ジャパン』の最終回に出演しインタビューに応じた(左から)D-LITE、シン・ユ

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――生放送を審査員として見守った感想をそれぞれお願いいたします。
【D-LITE】僕はこれまでのステージは映像で見ており、今回初めて番組に出演して実際に出場者のパフォーマンスを観たのですが、映像とは全然違いました。みなさんレベルが高く本当に上手でした。これから始まる日韓交流企画では、双方の出演者にとっていい経験となるはずです。

【シン・ユ】大会開始からきょうまで、ほとんどのステージを見守ってきましたが、出場者たちが大きく成長していると感じました。また、出場者たちが今日のステージを完璧にこなしていた様子にも本当に驚きました。これから日韓交流企画も始まりますが、日本のファイナリストたちに対し、韓国のTOP7も緊張して挑まなければいけないなと思いました。

『トロット・ガールズ・ジャパン』の最終回に出演しインタビューに応じたD-LITE

『トロット・ガールズ・ジャパン』の最終回に出演しインタビューに応じたD-LITE

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――特に印象に残った出演者・ステージはありますか?

【D-LITE】僕は歌心りえさんです。歌心さんの歌声には本当に感動しました。“トロットヴィーナス”が実在するなら、歌心さんの歌声なのではないかと思うくらい世界観のあるステージでした。歌のうまさや歌詞の伝え方を越えていて、歌心さんが歌い始めた瞬間から世界観が広がっていく様子が美しかったです。僕も現場で素晴らしい経験をさせていただき光栄な1日になりました。

【シン・ユ】優勝した福田未来さんのステージです。初めて見たときはあまり印象に残らなかったのですが、心地よさを感じさせてくれる飽きさせない歌声を持っている方です。バニラのような味のある歌声です。また、福田さんは容姿、年齢、可能性の三拍子を兼ねそろえています。私も福田さんに投票しましたが、これから成功する可能性を十分に秘めていますし、そう願っています。

『トロット・ガールズ・ジャパン』の最終回に出演しインタビューに応じたシン・ユ

『トロット・ガールズ・ジャパン』の最終回に出演しインタビューに応じたシン・ユ

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――No.1に輝いた歌姫は今日から大きく運命が変わるかもしれません。そんな歌姫に対し、世界のさまざまなステージで活躍されてきたD-LITEさんからアーティストとしてのどんなことを大切にしながら活動していくべきかアドバイスをお願いします。

【D-LITE】世界中には僕よりうまいアーティストがたくさんいらっしゃいます。その中で1番大切にしなければいけないことは「自分の色、自分の世界観」です。それは自分にしか表現出来ないものなので、しっかり自信をもって会いに来てくれたファンの方を自分の世界観に引き込み一体感を作ることを大切に考えています。

歌のうまさだけではなく、自分の世界観を作り上げて見せていかないといけないことなのでとても難しく、僕自身もいまだに毎日悩みながら活動しているので果てしないことです。でも、それをずっと毎日研究し続けていたらBIGアーティストになれるんじゃないかと思います。

――日本でもトロットは話題になってきていますが、韓国ではどのくらい人気を集めているジャンルなのでしょうか?

【シン・ユ】現在、韓国では過去最高にトロットが人気を集めており、K-POPを聞いているといっても過言ではないほどです。

『トロット・ガールズ・ジャパン』の最終回に出演しインタビューに応じた(左から)D-LITE、シン・ユ

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――今大会の出場者は歌手になりたい、歌うことを仕事にしたいという強い想いを持って挑戦してきましたが、お二人がアーティストになりたいと思ったきっかけは?またそこからどのように行動されたか教えてください。

【D-LITE】僕は中学生の時にテレビを見て憧れを抱くようになりました。歌うのが大好きだったので、そんな僕に先生が卒業イベントで歌わないかとおすすめしてくれたんです。そのときのステージが忘れられず「僕は歌手になりたい」と思うようになりました。

YGエンターテインメントに入ることを目標に、そこからたくさん習い事やレッスンをしました。当時はYGの練習生になるための基準も高く、命を懸けてたくさん練習をしました。みんなYGを目指していて、ライバルも多かったです。あとは会社ごとに好きな音楽のジャンルがあるので、YGが好きなHIPHOPやR&Bのジャンルを中心に練習をしました。ただ練習するわけではなく、そういった分析や戦略もうまくできないとですね。

【シン・ユ】私は26歳のころに歌手を目指し始めました。両親2人ともがトロット歌手だったので。その血筋を引き継いだ感じですね。努力ももちろん必要ですが、生まれ持った才能も必要だと感じています。80%は生まれ持った歌手としての才能、あとは声質ですね。色々な条件がそろっているうえで努力をし、初めてD-LITEのような歌手になれるのだと思います(笑)。

『トロット・ガールズ・ジャパン』の最終回に出演しインタビューに応じた(左から)D-LITE、シン・ユ

『トロット・ガールズ・ジャパン』の最終回に出演しインタビューに応じた(左から)D-LITE、シン・ユ

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――最後にお二人から日本のファンへメッセージをお願いします。

【D-LITE】まず、『トロット・ガールズ・ジャパン』を最後まで見てくださった視聴者の方に感謝いたします。僕もきょうの生放送を目の前で見て、すごくいい勉強になりましたし、インスピレーションをたくさん受けました。きょうの経験を大事にして、4月から始まるライブツアーでそのエネルギーを発揮して、みなさんとたくさん良い思い出を作りたいと思います。

【シン・ユ】私は昔からトロットが好きで、トロットを歌っています。日本で歌うチャンスを頂けたことをとても光栄に思っていますし、すごく幸せだと感じています。ここからもっと成長し、日本のファンの方たちに近づいていきたいなと思っていますし、私の歌をたくさんの方に聞いていただけたらうれしいです。

■ABEMA『トロット・ガールズ・ジャパン』概要
現在、韓国で絶大な人気を誇る音楽ジャンル「トロット」をテーマに、新たな日本の歌姫を発掘する国内初のオーディション番組。番組には54組57名の出場者が参加し、自慢の歌唱力を披露。ステージバトルを勝ち進み、見事優勝を勝ち取った出場者には追加賞金を含む総額1300万円が用意される。
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  • 『トロット・ガールズ・ジャパン』の最終回に出演しインタビューに応じた(左から)D-LITE、シン・ユ
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  • 『トロット・ガールズ・ジャパン』の最終回に出演しインタビューに応じたD-LITE
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