お笑いコンビ・キャイ〜ンの天野ひろゆきが15日、東京・東京国際フォーラムで開催されたチャリティーイベント『LIVE EMPOWER CHILDREN 2024 supported by 第一生命保険』にMCとして出演。開演前の取材会では5年連続のオファーを振り返り、「今回はミュージシャンとして呼ばれたのかなと思った」と“勘違い”が起きていたことを明かした。

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　『LIVE EMPOWER CHILDREN』は、小児がん基金一般社団法人のEmpower Childrenが主催する小児がん治療支援を目的としたチャリティーライブ。「エンタテインメントは、子どもたちの『生きる力』をつくる。』 をテーマとし、2020年からスタートした。公演の利益は全額、一部の小児がん拠点病院や、小児がん支援団体に寄付される。

　初開催から5年目となる今回は、石井竜也、大原櫻子、きゃりーぱみゅぱみゅ、倖田來未、ゴスペラーズ、TRF（SAM・ETSU・CHIHARU・DJ KOO）、C;ON、Da-iCE、東京スカパラダイスオーケストラ、BUDDiiS、ピコ太郎、FANTASTICS from EXILE TRIBE、FRUITS ZIPPER、moumoonの14組が出演。つんく♂が特別出演し、天野とニッポン放送の熊谷実帆アナウンサーがMCを担った。

　開演を目前に控え、天野は「今年で5回目ですが、今回も本当にすごいメンバーのみなさんで…」と恐縮しつつ、隣に立つDa-iCEの花村想太に視線を向けながら「まるでDa-iCEのメンバーのように並ばせていただいている」と笑いを誘った。

　続けて「私個人としましては、去年『紅白歌合戦』というすばらしい舞台に立たせていただいたので、今回はミュージシャンとして、Da-iCEのメンバーとして呼ばれたのかなと思ったんですが、やっぱり司会でした（笑）」とし、「がんばってしゃべりたいと思います」と意気込んだ。

　イベントについては「初回から協力させていただいていますが、どんどん大きなイベントになってきている」と誇る。コロナ禍の影響で2022年から配信を採り入れた形での開催となったが、「イベント中にもどんどん視聴者の方が増えていくのが数字でわかって、輪が広がっていくというのはまさにこういうことなんだなと、実感が湧きました」と喜んだ。

　歌手として今後出演するかどうかを問われると、「最初に言ったのは冗談でございます（笑）」と語りながらも、「ただ、いつでも角を回す準備はできていますよ！」と、ブラックビスケッツ・天山ひろゆきとしてのオファーに期待を寄せた。

　取材会にはこのほか、石井、きゃりー、倖田、ゴスペラーズの村上てつや、DJ KOO、東京スカパラダイスオーケストラの谷中敦、FANTASTICSの佐藤大樹が出席した。