6人組ロックバンド・UVERworldが10日、東京・TOHOシネマズ日比谷で行われたライブフィルム『UVERworld KING’S PARADE 男祭り REBORN at Nissan Stadium』（2月9日公開）の公開記念舞台あいさつに参加した。

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　本作では、昨年7月に神奈川・日産スタジアムで開催した『UVERworld KING’S PARADE 男祭り REBORN at Nissan Stadium』の模様を期間限定公開する。“男祭り”は、UVERworldが2011年から地元・滋賀県のライブハウスでスタートさせた男性客限定ライブ。初回動員は230人だったが、会場の規模と動員数は年々伸び続け、2017年にさいたまスーパーアリーナで2万3000人、“FINAL”と題した2019年の東京ドーム公演では4万5000人を動員した。

　そして昨年の“REBORN”では、真夏の日産スタジアムに延べ約7万2000人の男性crewが集結。そんな“伝説の一夜”を映画館という没入空間でDolby Atmos、5.1chにて再現。約7万2000人の男たちとUVERworldの熱演が全曲ノーカットで体験できる。

　TAKUYA∞（Vo）は、映像について「映画館で見ようと思っていたので、軽くチェックはしたけど、まだ見ていない」としつつ、公開を喜んだ。印象に残っているシーンには「AFTER LIFE」の演奏時を挙げ、「紙吹雪が舞っていて、この世かあの世かもわからないくらいの幻想的な景色だった。それに見とれていたら、1番を歌っているのか2番を歌っているのかわからなくなった（笑）」と、2コーラスとも同じ歌詞で歌唱したことを振り返った。

　克哉（Gt）は、「初めて野外の大型ワンマンだったので思い出に残っているし、真夏だったからステージ上の温度が60度くらいあった」と衝撃告白。「日傘を持ってリハをやった」「20分くらいステージにいただけで日焼けした」といったエピソードも語った。

　信人（Ba）は、「単純に人が多すぎてずっとビビっていた」と素直な心境を吐露。「リハのときも（会場は）大きく感じたけど、ビビるほどじゃなかった。でも、人が入ると何倍にも見えるんですよ。もう誰のライブ!?って感じでした」と、ステージ上に立ったメンバーならではの印象も伝えた。

　誠果（Sax＆Manipulator）は、「冒頭の20分くらいでDJをやっていたんですけど、人前でDJをやるのはあれが4回目だったんですよ。それで7万人…『ULTRA JAPAN』（※都市型ダンスミュージックフェス）よりも多い」と語り、「しかも、メンバーの誰よりも早く7万人の前に立つってことで、初日はとにかく緊張してました。でも、2日目にはそれが快感に変わってましたね」と笑顔を見せた。

　彰（Gt）は開口一番「あんまり覚えていないんです」と“らしい”発言。「一個覚えているのは、気づいたらもうみんなハケていて、ステージ上に一人だったこと」とし、「僕は『男祭り』も普段のライブと同じようにフラットに考えていて、熱い気持ちはメンバーに任せているんです。そんな僕が最後までいてしまって…しかもお客さんをバックに写真まで撮らせていもらっちゃって」と恐縮した。

　真太郎（Dr）は、「ライブの中盤まで男子の怒号を聞きながら演奏していた」と『男祭り』ならではの雰囲気を伝えつつ、「ライブの途中で招待された女性席の方に移動したとき、高い声が聞こえてなんかホッとしました（笑）」と、通常のMCよりは控えめながらも、“男”らしい発言で沸かせた。

　MCを務めた音楽雑誌編集者・鹿野淳氏から「ライブの翌日はなにをやっていたのか？」と問われると、真太郎は思わず「それ、誰が気になるんですか？（笑）」と苦笑い。進行表に書かれていた“熱意ある”質問だと返されると、TAKUYA∞は「終わったらピアスを開けようと決めていたんで、36時間後くらいに開けた。ピアスを開けると運命が変わるっていう都市伝説みたいな話を聞いて、ライブが終わった記念と、ここからまたグイッと運命を変えたいなって気持ちで」と左耳に輝くピアスをアピールした。

　信人は「2日後の次の日ってことですよね？」と持ち前の天然を炸裂。メンバーから「それもう3日後やないか」とツッコミも飛ぶ中、「山籠り」と回答した。その後克哉は「チェックアウトの時間まで寝てしまって、ホテルの清掃スタッフが部屋に入っていた」、誠果は「“友人”とタイに海外逃亡」、彰はここでも「あんまり覚えていない」と発言するなど笑いを誘う中、真太郎は「クロールを長く楽に泳げる方法を教えてあげるって言われて、プールに行きました」と、全員の頭に「？」を浮かばせる。

　会場内から静かな笑いが漏れ聞こえる中、「ちょうど25メートルプールが使えなかったので、家族連れが遊んでいるファミリープールで真剣にクロールを練習してました。スキルアップしましたね」と伝え、爆笑をかっさらった。

　その後も「ビタースウィート」の演奏時に発生したハプニングなどについても触れ、誠果が「ファンの間で『オニ焦っている誠果』って言われていて。違うから。スタッフの方のトラブルや鳴って気づいていたけど、念のため自分じゃないかって確認していただけ」と弁明するも、克哉や彰から「俺も見たけど焦ってた。バレてますよ」とツッコまれるなど、素のトークを展開した。

　最後にTAKUYA∞は、今年の活動への目標を問われ「2024年というか、2025年まで予定が決まっている。だから、今年1年だけじゃなく、2〜3年で遂げる目標も掲げているんです。大きなイベントも決めているし、シングルとかツアーも考えている。発表のタイミングを待っているだけ」とファンの期待を高め、「今が最高に楽しいからそれを更新していく」と力強く宣言した。

■『UVERworld KING’S PARADE 男祭り REBORN at Nissan Stadium』上映劇場
（※＝Dolby Atmosの設備を有している劇場）
北海道：札幌シネマフロンティア
青森：TOHOシネマズ おいらせ下田
岩手：イオンシネマ北上
宮城：TOHOシネマズ仙台※
秋田：TOHOシネマズ秋田
山形：ムービーオンやまがた
福島：イオンシネマ福島
茨城：MOVIXつくば
栃木：TOHOシネマズ宇都宮
群馬：109シネマズ高崎
埼玉：MOVIX さいたま
埼玉：イオンシネマ川口
千葉：TOHOシネマズ ららぽーと船橋※
千葉：T・ジョイ蘇我
千葉：イオンシネマ幕張新都心
東京：TOHOシネマズ日比谷※
東京：TOHOシネマズ新宿※
東京：109シネマズプレミアム新宿 ※
東京：グランドシネマサンシャイン池袋 ※
東京：シネマサンシャイン平和島 ※
東京：TOHOシネマズ池袋
東京：イオンシネマ板橋
東京：イオンシネマむさし村山
東京：109 シネマズグランベリーパーク
神奈川：T・ジョイ横浜※
神奈川：チネチッタ
神奈川：TOHOシネマズ海老名
新潟：T・ジョイ新潟万代
富山：イオンシネマとなみ※
石川：イオンシネマ白山※
福井：福井コロナシネマワールド※
山梨：TOHOシネマズ甲府
長野：長野グランドシネマズ
岐阜：TOHOシネマズ岐阜
静岡：TOHOシネマズ浜北
静岡：静岡東宝会館
愛知：ミッドランドスクエアシネマ※
愛知：イオンシネマ名古屋茶屋※
三重：109シネマズ四日市
滋賀：ユナイテッド・シネマ大津
京都：イオンシネマ京都桂川※
京都：MOVIX京都
大阪：TOHOシネマズ梅田※
大阪：TOHOシネマズくずはモール※
大阪：T・ジョイ梅田※
兵庫：アースシネマズ姫路※
兵庫：TOHOシネマズ西宮OS
奈良：TOHOシネマズ橿原
和歌山：イオンシネマ和歌山※
鳥取：MOVIX日吉津
島根：松江東宝5
岡山：イオンシネマ岡山
広島：広島バルト11
山口：シネマサンシャイン下関※
徳島：イオンシネマ徳島
香川：イオンシネマ宇多津
愛媛：シネマサンシャイン衣山
高知：TOHOシネマズ高知
福岡：T・ジョイ博多※
福岡：シネマサンシャイン飯塚※
佐賀：イオンシネマ佐賀大和
長崎：TOHOシネマズ長崎
熊本：TOHOシネマズ熊本サクラマチ
大分：TOHOシネマズアミュプラザおおいた※
宮崎：セントラルシネマ宮崎※
鹿児島：TOHOシネマズ与次郎
沖縄：CINEMAS Q※