歌手の細川たかし(73)が12日、東京・日本橋三井ホールで、愛弟子の杜このみ(34)、彩青(21)、田中あいみ(23)と『細川一門!新春コンサート』を開催した。開演前に行われた取材会では、1日に死去した冠二郎さん(享年79歳)への思いを語った。 取材会では、コンサートの意気込みや新年の抱負などを語り、「最後に一言よろしいですか?」と切り出した。「まず能登のみなさんは大変なご苦労をされていると思う。我々一門も関心を持って、頑張ってほしいと思っております」と伝えた。 続けて「大先輩である八代亜紀さん、我々もガックリしています。そして冠二郎くんとは、私も彩青も同じコロムビアでやってきた」とし、「彼も元日に亡くなったということで、非常に暗い話ばかりで残念でございます」と沈痛な思いを吐露した。 細川と冠さんは、大川栄策とともに、レコード会社・日本コロムビアの『ビッグ3』として2006年にアルバムをリリースするなど、交流を深めていた。「その先輩方に『本当にありがとう』と伝えたい」とし、「先輩方が作ってきてくれたものを基盤として、これから我々も頑張っていきますから」と力を込めた。