歌手の細川たかし（73）が12日、東京・日本橋三井ホールで、愛弟子の杜このみ（34）、彩青（21）、田中あいみ（23）と『細川一門！新春コンサート』を開催した。開演前に行われた報道陣の取材会にも参加し、新年の抱負や再婚の喜びを語った。

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　取材会では、新年の目標として「人生努力」と掲げ、「何事も努力。今年も細川一門、しっかりと努力していきたい」と力強く伝えた。来年で歌手生活50年となるが、「75年にデビューして、7年後に『北酒場』を歌わせていただいた。あそこがやはり転機で、演歌界を元気にすることができた。そこに至るまでの努力が一番だったと思う」としみじみ。

　今後について「目標としては、20年歌いたい。95歳まで」と言うと、田中は「キリが悪いから、100歳まで歌ってください！」と即座にツッコミ。背中を押された細川は「じゃあ100歳まで歌います！」と宣言した。

　細川は10日、所属事務所を通じ「来年の芸道50周年に向けて、新しい伴侶と歩んでいくことを決めました」と、一般女性と昨年6月5日に再婚したことを発表。記者陣から祝福されると、「こんなに騒がれるとあれですが…」と照れ。

　「もう73歳ですから。今申し上げたように90歳くらいまで歌おうとしているので、健康が課題になるわけです」と言い、「キヨミちゃんは食事だったり、着物の用意だったり、そういった面をいつもカバーしてくれる。大切な存在です」と笑顔を見せた。

　田中は「フゥ〜！」と茶化し、杜は「スーパーウーマンのような方で、周りのスタッフさんへの気遣いもしてくださる。理想の夫婦です。報告していただいたとき、私たち弟子3人はもう…やったー！って大騒ぎでした（笑）」と再現した。

　細川は「困った弟子だね…まったく」とうれしそうに笑いながら、「人生、目標は持った方がいい。最低でも20年歌おうと目標を立てることで、さらに努力をしようと思えますから」と力を込め、「その上で、サポートをしてくれる伴侶がいてくれるとありがたい」と感謝。最後に「まぁ、そんなありがたい相手を見つけられたのも、私の“努力”です」と笑いを誘った。