8人組グループ・Hey! Say! JUMPの山田涼介が、17日発売のグラビア週刊誌『anan』2381号（マガジンハウス）の表紙を飾る。山田の“美しさ”をフィーチャーしたグラビアとなる。

　昨年はHey! Say! JUMPとしての活動に加え、ドラマ『王様に捧ぐ薬指』や映画『BAD LANDS バッド・ランズ』など話題作に精力的に出演し、アイドルとして、役者として、常に自己ベストを更新し続けている山田。今回は、そんな山田のとどまることのない“美しさ”をフィーチャーする。

　撮影前に「今回の撮影テーマは“とにかく美しい山田涼介”さんです」と伝えたところ、「もう30歳だけど…。大丈夫かな」と軽く微笑んだ。そんな本人の不安はもちろん不要。どこを切り取っても麗しく耽美、まるで芸術作品を観ているかのような姿に、息をのむこと間違いなし。

　山田の美しさをさまざまな角度から表現する、3パターンの衣装を用意。まず初めに撮影したのは「汚れても美しい山田涼介」。素肌に黒のジャケットを羽織り、サングラスや革のグローブを身につけたクールな装い。そこにあえて“汚れた”メイクを施し、さらにワイルドな雰囲気を演出。カメラをにらみ、髪をかき上げたり、グローブを唇でかんだり、山田さんが表情を変えるたびに漂う危険で、どこか気だるい空気が、より一層その美しさを引き立てる。2パターン目に撮影をしたのは、ベールをかぶり、ゴージャスなアクセサリーで着飾った「NEO花婿」姿。今まで多くの撮影を経験してきた山田でも「こんな衣装は、着たことがない」と、初めは少し戸惑った様子だったが、衣装を身につけた山田がセットの前に立つと、その神秘的な美しさに、スタッフ一同から大きな歓声が上がった。ベール越しに投げかける色気に満ちた視線や、こちらを誘うかのような妖艶な表情は、まさに新時代の美。目にした誰もが、山田の美しさを改めて実感するはず。最後に撮影をしたのは、色とりどりの花をまとった「ジェンダーレスな美」。衣装は山田と花の美しさを引き立てる、シンプルなオールホワイトルック。大きな花で片目を覆ったり、花びらを顔にちりばめたり、枝葉を頭に巻きつけたりと、“花×山田涼介”の表現はまさに無限。長いまつげに塗ったカラーマスカラも、ジェンダーレスな美しさをさらに後押し。かれんさも色気も備えた山田にしか表現できない、表情と麗しさをたっぷりと収めた。

　インタビューでは、撮影テーマにちなみ、普段はあまり聞くことのない、山田の美意識について聞いた。プライベートではメイクやネイルをすることはほとんどないが、メイクさんから流行のメイク情報は入れるようにしているという。自身の美意識はそのくらいと語る一方、メイクやネイルを楽しむ男性が増えていることに関しては「すてきだと思う」と肯定的。「自分の人生は自分が主役。自分が生きたいように生きればいい」と力強いメッセージを届けていた。さらに山田が最も美しいと感じるものや、人生で一度は見てみたいという絶景スポットなどについても語っている。

　さらに、1月26日から公開される映画『サイレントラブ』の見どころや撮影中のエピソードをたっぷり掲載。今作で演じる、声を発さない蒼役を演じるにあたり、監督から「“キラキラ”をとにかく消してほしい」と言われたという山田。「僕、普段からキラキラしてるみたいで（笑）」とおどけながら、「役者でいるときは役に真摯に向き合うことでアイドルの自分を封印しているけれど、今作はとくに普段見ることのない山田涼介の姿になっていると思う」と見どころを教えいる。

　CLOSE UPでは今作で共演中の浜辺美波さんとのスペシャルシューティングも。併せて読めば、公開前に作品の魅力をより深掘りできるはず。

　anan2381号「ごほうび開運旅へ。」特集。美味しいごはんと温泉とパワースポットを楽しみ、日々の疲れをたっぷりと癒しながら、新たな一年のためにパワーチャージする一冊。伊勢、出雲、霧島を楽しむための極上宿、思い立ったらすぐ行ける箱根、秩父、日光案内など、ごぼうびと開運が詰まった旅案内となっている。