■『第74回NHK紅白歌合戦』リハーサル2日目（30日、東京・渋谷 NHKホール）

　今年で20回目の出場となる歌手の水森かおりがリハーサルに登場し、報道陣の取材に応じた。昨年の『紅白歌合戦』をラストに歌手活動休養中の盟友・氷川きよしにメッセージを送った。

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　毎年、個性的なステージを届けてきた歌手の水森は、宮崎県のご当地ソング｢日向岬｣のスペシャルバージョン「日向岬〜紅白ドミノチャレンジSP〜」を披露する。その名の通り史上初（?）｢ドミノ｣とのコラボレーションで歌のステージを作り上げる。順番に倒れていくドミノが「日向岬」の歌の世界を表現するという、前代未聞の演歌×ドミノの夢の協演。「けん玉」に続き、紅白のステージから新たな奇跡が生まれるか注目だ。

　紅白史上初めてとなる“ドミノ”の演出について、リハーサルを終えたという水森は「とにかく最初から目が離せないですし、最後はもうすごいことになります」とアピール。「ドミノもそうですし、衣装の方にも注目してみてください」と呼びかけた。

　仲がいい氷川からは、ドミノ演出について連絡がきたそうで「『頑張ってね』と連絡がきまして。楽しみにしてくれているみたいです」と明かした。そんな氷川のいない『紅白』のステージについて聞かれると「ずっとそばにいて、デビュー当時からお互い励まし合って支えてきた存在なので、いないというのが不思議な感じというか、信じられないような。でも、きっとまた一緒に（紅白の）ステージへ立たせていただけるように、私自身も頑張って、来年また立たせていただけるように頑張りたい」と思いを伝えた。

　今年の『紅白』は、有吉弘行、橋本環奈、浜辺美波、高瀬耕造アナウンサーの4人が司会を担当。テーマは「ボーダレス-超えてつながる大みそか-」。昨年は白組が3年ぶりに優勝し、紅組33勝、白組40勝となっている。