■『第74回NHK紅白歌合戦』（31日、東京・渋谷 NHKホール）
　初出場の歌い手・Adoが大ヒット曲「唱」を京都の重要文化財である東本願寺から生歌唱した。

　小雨が降る東本願寺には、“檻”のようなセットが設けられた。素顔を明かさないアーティストとして活動してきたAdoはこの日も“シルエット”で登場し、圧倒的な声量で「唱」を熱唱した。

　歌唱後にAdoは深々と一礼。初出場となった紅白の感想を問われると「とても緊張していましたが、ゆかりのある場所でとても楽しいステージができたと思います。ありがとうございました」と感謝。来年の抱負については「来年は私自身初めての海外ツアーと国立競技場でのワンマンライブが控えているので、全力で挑もうと思っています」と語った。

　Adoは、2020年10月、「うっせぇわ」で鮮烈にメジャーデビューし、来年2月からはデビュー3年6ヶ月という異例のスピードで世界ツアーも決定している。

　番組の模様は来年1月7日までNHKプラスで配信中。