アイドルグループ・SKE48の福士奈央（24）が27日、名古屋・栄のSKE48劇場で行われたチームE公演で、来年4月30日をもってグループから卒業することが発表された。卒業を前に、2月23日に故郷の栃木県佐野市で凱旋ライブを行う。

　2013年11月に行われた『第1回AKB48グループ ドラフト会議』でチームEに3巡目で指名され、ドラフト1期生としての加入から10周年を迎えた福士は、公演後に公式サイトで「本日の公演にて4月末でSKE48を卒業することをご報告させていただきました」と報告。

　「SKE48に入ることが夢だった私がたくさん夢を見させてもらえた場所で、SKE48の活動をしている中で次の目標も見つけることができました。10年間SKE48として活動ができたこと、たくさんの方と出会えたことはこれからも決して忘れることはありません」と感謝の想いを伝えた。

　“どんちゃん”の愛称で親しまれる福士は、卒業後、SKE48の運営会社・ゼストに社員として入社することも発表した。自身のブログでも「卒業後は、ゼストで社員としてお世話になることになりました。引き続き芸能界で頑張ることより、それ以上に自分がやってみたいことがあったし、ずっとエンタメのお仕事には興味があったので、ゼストでお世話になる事になりました。SKEと関わりのある部署ではないのですが、これからもSKEのことは近くで見守っています」と伝えた。

　セカンドキャリア支援に力を入れているゼストにOGが入社するのは、2021年に卒業した6期生・竹内彩姫さん以来、2人目となる。卒業公演に関しては、決まり次第発表される。