“小説を音楽にするユニット”YOASOBIが、NHK総合で25日に放送された『YOASOBI 18祭（フェス）』テーマソングの「HEART BEAT」を配信リリース。きょう26日午後8時には、同曲のミュージックビデオ（MV）をYouTubeプレミア公開する。

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　「HEART BEAT」は「心音」をテーマに、全国の18歳世代から募集したメッセージ、パフォーマンス動画などを原作としてAyase（コンポーザー）が書き下ろし、ikuraが歌唱し、コーラスアレンジを田中雪子氏が担当した楽曲。

　18歳世代1000人が参加した『YOASOBI 18祭』当日の実際の合唱、クラップ、ストンプをレコーディングし、さらに、アコースティック・セッションユニット“ぷらそにか”のメンバーがコーラス参加。それぞれの想いがぶつかり合った厚みのあるコーラスアレンジとなっている。

　「HEART BEAT」MVの監督は、「群青」のMVも手がけたクリエイター牧野惇氏が担当。楽曲テーマ“心音”になぞらえ、自分自身に向き合い、悩み、もがきながら自分らしさを見出していく姿を、ブラックライトを使用した人形劇で鮮やかに表現した映像となっている。

　Ayaseは「この楽曲は18祭に参加してくれた1000人の18世代全員の心音が織り重なって出来た作品です。僕にとってもかけがえのない体験になった18祭の、そのステージにだけ見えた煌めきを余すことなく閉じ込めました。今まさに青々とした時代を踏み締めている方はもちろん、いつかの未来の只中を歩く方にも聴いてほしいです」とコメント。

　ikura（ボーカル）は「18祭から生まれたこの『HEART BEAT』。1000人を超える参加者がそれぞれの心音と向き合い、YOASOBIと共にこの楽曲を創り上げてくれました。私自身今でも、加速していく日々の中で、上手くコントロールできない胸の鼓動に、戸惑い葛藤する瞬間が何度もやってきます。それでも自分の心音に耳を澄まして、嘘偽りなく本気で向き合う日々が、今日を導いてくれているとも信じています。生きている証、その心音を『誇らしく鳴らせ！』」とのメッセージを寄せた。

　また、MVの監督を務めた牧野氏は「『若さ』というのは、苦悩してる姿まで美しかったです。このMVのファーストカットで、主人公は同じように苦悩しています。そしてそのカットがこのMVの中で1番美しいカットになるように大切に構成しました。これから多くの人の心を打つこの歌のお手伝いを少しでも出来ていれば嬉しいです」と解説している。

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