今年の9月に20周年を迎えた3人組グループ・NEWS(小山慶一郎、増田貴久、加藤シゲアキ)が20日、東京ドームで20th Anniversary LIVE 2023 in TOKYO DOME『BEST HIT PARADE!!!〜シングル全部やっちゃいます〜』を開催した。9月に20周年を迎えた同グループのこれまでの道のりを感じさせる、シングル全曲披露という前代未聞のコンサート。グループとして約5年ぶりとなる東京ドーム、夢のステージに、3人体制となって初めてたどりついた。
今回は、2003年のCDデビューから最新シングル「ギフテッド」まで計30枚のシングル全タイトル全47曲をパフォーマンス。重厚感あるバンドサウンドを背負いながら、3人の歌声はエネルギーにあふれ、とにかく“音楽を届ける”ことに真摯に向き合う姿が印象的だった。
「U R not alone」でスポットライトを浴びながら登場した3人は、5万5000人の大歓声に出迎えられ、いつもは力強い歌声で圧倒させる増田が涙ぐむ感動の幕開けとなった。炎や火薬を使用したド派手な演出や「紅く燃ゆる太陽」で大サビのセリフを小山が担当したり、増田が「ドームきた」と手のひらに書いた文字を見せたりと見どころ満載。巨大な噴水やクレーン、ムービングステージなど一曲一曲“届け方”にもこだわった。
大きな節目ということで、歴史を感じさせるようなシーンや演出も随所に見られた。ステージの左右に設置されたモニターは、楽曲タイトルや発売日、当時のライブ映像やMVを映し出し、加藤は「ちょっと恥ずかしい」とはにかんだ。「Happy Birthday」では、ムービングステージに腰掛ける3人に向け、ファンが歌声によって祝福し、その場はあたたかな空気が流れた。
一方で「ギフテッド」に収録されたメンバー作詞作曲「ROOOTS」は20周年ツアーをまわりながら創り上げたという一曲で、彼らなりのアツいメッセージにあふれ“3人のNEWS”の進化ぶりをギラギラと見せつけた。
中盤のMCでは、見切れないように配慮されたムービングステージの上で行われ、広いドームのステージで小さくまとまる3人。小山の「まだ19曲」というアナウンスに会場はびっくり。とはいえ、ここまでフルスイングすぎる3人ゆえ、加藤は「俺は言ったよ、本当に(シングル全曲)できるの?って。まだ半分もいってないけどできるの君たち?」と2人に確認して笑いを誘った。
改めて小山は「3人でこの景色を見られたのはみなさんのおかげです」と感謝。3人ともに“ドーム慣れ”しないことに苦笑しながら、加藤は「きょうデビューみたいな感じだったよね」と背筋を正し、増田は「まだまだ上があるということでみんなでこの景色を見続けられるように頑張りたい」と希望を掲げた。
2010年以降、衣装を手掛けた増田が晴れ舞台にあわせた衣装を制作してきたが、後半は、そんな増田からファンに向けうれしいサプライズ。「この場を借りて見せたいものがある」とステージから退場した増田を追いかけ、加藤と小山とカメラがセット裏に潜入すると「僕は10年少し、NEWSのライブの衣装を作らせてもらってるんですけど…全衣装を持ってきました!」と色とりどり、6人、4人体制時代を含めた衣装がズラリと並んだ空間に案内してみせた。
「懐かしい!」と衣装を手にとり興奮する小山と加藤に、増田が「次歌う曲、2人がここから衣装を自分で決めてもらおうのコーナー!」と趣旨を説明。お互いには内緒で一着をセレクトとして終盤の楽曲を披露することに決定した。しかし蓋を開けてみるとなぜか増田が「ネットで買っただけ」だという恐竜の着ぐるみで現れ、会場を騒然とさせた。
実は、増田いわく毎年のカウントダウンコンサートで披露してきた干支コスプレの代わりだそうで、加藤は「一足お先に、増田さんの“辰”です!ちょっと早めのあけましておめでとうございます!」と掲げ、小山は「みなさん、あけましておめでとう!」とぶち上げて早くも“新年モード”に突入した。
ラストに用意されたのは、メンバーがそれぞれに宛てたビデオメッセージ。そこには20年苦楽をともにした仲間への愛あふれる言葉が等身大でつむがれる。47曲目はGReeeeNが提供した「劇伴」。精いっぱいの歌声とともに全47曲というゴールテープを切った3人の表情は達成感に満ちていた。
開演前のコメントで小山が「どの時代のNEWSも僕は宝物のような時間」と語ったように、そのすべてを抱きしめて、3人は未来へと舵を取る。ファンからの「NEWS」コールを皮切りに、コール&レスポンスコーナー、手拍子、振り付けで一体感で包まれれば、それに応えるかのように、3人が魂を込めながら高らかに歌声を響かせ、東京ドームを揺らし続けた約3時間。それはまさに“Team NEWS”の絆の強さの証明でもあった。
■セットリスト
〜1st BLOCK〜
M 00. Overture
M 01. U R not alone
M 02. 未来へ
M 03. BURN
M 04. 紅く燃ゆる太陽
M 05. サヤエンドウ
M 06. TEPPEN
M 07. チャンカパーナ
M 08. EMMA
M 09. さくらガール
M 10. 星をめざして
〜2nd BLOCK〜
M 11. チンチャうまっか
M 12. チュムチュム
M 13. Touch
M 14. Fighting Man
M 15. 恋のABO
M 16. WORLD QUEST
M 17. ONE -for the win-
M 18. BLUE
M 19. チェリッシュ
M 20. Happy Birthday
〜Call&Response〜
M 21. LOSER
〜3rd BLOCK〜
M 22. 恋を知らない君へ
M 23. SNOW EXPRESS
M 24. Endless Summer
M 25. KAGUYA
M 26. ReBorn
M 27. LPS
M 28. Love Story
M 29. トップガン
M 30. フルスイング
〜BAND INTER〜
M 31. ギフテッド
M 32. ROOOTS
M 33. 「生きろ」
M 34. 太陽のナミダ
M 35. ビューティフル
M 36. カナリヤ
M 37. 三銃士
M 38. 四銃士
M 39. ヒカリノシズク
M 40. SUMMER TIME
M 41. ポコポンペコーリャ
M 42. 裸足のシンデレラボーイ
〜4th BLOCK〜
M 43. NEWSニッポン
M 44. 希望〜Yell〜
M 45. We are Team NEWS
〜あいさつ〜
M 46. weeeek
M 47. 劇伴
今回は、2003年のCDデビューから最新シングル「ギフテッド」まで計30枚のシングル全タイトル全47曲をパフォーマンス。重厚感あるバンドサウンドを背負いながら、3人の歌声はエネルギーにあふれ、とにかく“音楽を届ける”ことに真摯に向き合う姿が印象的だった。
「U R not alone」でスポットライトを浴びながら登場した3人は、5万5000人の大歓声に出迎えられ、いつもは力強い歌声で圧倒させる増田が涙ぐむ感動の幕開けとなった。炎や火薬を使用したド派手な演出や「紅く燃ゆる太陽」で大サビのセリフを小山が担当したり、増田が「ドームきた」と手のひらに書いた文字を見せたりと見どころ満載。巨大な噴水やクレーン、ムービングステージなど一曲一曲“届け方”にもこだわった。
大きな節目ということで、歴史を感じさせるようなシーンや演出も随所に見られた。ステージの左右に設置されたモニターは、楽曲タイトルや発売日、当時のライブ映像やMVを映し出し、加藤は「ちょっと恥ずかしい」とはにかんだ。「Happy Birthday」では、ムービングステージに腰掛ける3人に向け、ファンが歌声によって祝福し、その場はあたたかな空気が流れた。
一方で「ギフテッド」に収録されたメンバー作詞作曲「ROOOTS」は20周年ツアーをまわりながら創り上げたという一曲で、彼らなりのアツいメッセージにあふれ“3人のNEWS”の進化ぶりをギラギラと見せつけた。
中盤のMCでは、見切れないように配慮されたムービングステージの上で行われ、広いドームのステージで小さくまとまる3人。小山の「まだ19曲」というアナウンスに会場はびっくり。とはいえ、ここまでフルスイングすぎる3人ゆえ、加藤は「俺は言ったよ、本当に(シングル全曲)できるの?って。まだ半分もいってないけどできるの君たち?」と2人に確認して笑いを誘った。
改めて小山は「3人でこの景色を見られたのはみなさんのおかげです」と感謝。3人ともに“ドーム慣れ”しないことに苦笑しながら、加藤は「きょうデビューみたいな感じだったよね」と背筋を正し、増田は「まだまだ上があるということでみんなでこの景色を見続けられるように頑張りたい」と希望を掲げた。
2010年以降、衣装を手掛けた増田が晴れ舞台にあわせた衣装を制作してきたが、後半は、そんな増田からファンに向けうれしいサプライズ。「この場を借りて見せたいものがある」とステージから退場した増田を追いかけ、加藤と小山とカメラがセット裏に潜入すると「僕は10年少し、NEWSのライブの衣装を作らせてもらってるんですけど…全衣装を持ってきました!」と色とりどり、6人、4人体制時代を含めた衣装がズラリと並んだ空間に案内してみせた。
「懐かしい!」と衣装を手にとり興奮する小山と加藤に、増田が「次歌う曲、2人がここから衣装を自分で決めてもらおうのコーナー!」と趣旨を説明。お互いには内緒で一着をセレクトとして終盤の楽曲を披露することに決定した。しかし蓋を開けてみるとなぜか増田が「ネットで買っただけ」だという恐竜の着ぐるみで現れ、会場を騒然とさせた。
実は、増田いわく毎年のカウントダウンコンサートで披露してきた干支コスプレの代わりだそうで、加藤は「一足お先に、増田さんの“辰”です!ちょっと早めのあけましておめでとうございます!」と掲げ、小山は「みなさん、あけましておめでとう!」とぶち上げて早くも“新年モード”に突入した。
ラストに用意されたのは、メンバーがそれぞれに宛てたビデオメッセージ。そこには20年苦楽をともにした仲間への愛あふれる言葉が等身大でつむがれる。47曲目はGReeeeNが提供した「劇伴」。精いっぱいの歌声とともに全47曲というゴールテープを切った3人の表情は達成感に満ちていた。
開演前のコメントで小山が「どの時代のNEWSも僕は宝物のような時間」と語ったように、そのすべてを抱きしめて、3人は未来へと舵を取る。ファンからの「NEWS」コールを皮切りに、コール&レスポンスコーナー、手拍子、振り付けで一体感で包まれれば、それに応えるかのように、3人が魂を込めながら高らかに歌声を響かせ、東京ドームを揺らし続けた約3時間。それはまさに“Team NEWS”の絆の強さの証明でもあった。
■セットリスト
〜1st BLOCK〜
M 00. Overture
M 01. U R not alone
M 02. 未来へ
M 03. BURN
M 04. 紅く燃ゆる太陽
M 05. サヤエンドウ
M 06. TEPPEN
M 07. チャンカパーナ
M 08. EMMA
M 09. さくらガール
M 10. 星をめざして
〜2nd BLOCK〜
M 11. チンチャうまっか
M 12. チュムチュム
M 13. Touch
M 14. Fighting Man
M 15. 恋のABO
M 16. WORLD QUEST
M 17. ONE -for the win-
M 18. BLUE
M 19. チェリッシュ
M 20. Happy Birthday
〜Call&Response〜
M 21. LOSER
〜3rd BLOCK〜
M 22. 恋を知らない君へ
M 23. SNOW EXPRESS
M 24. Endless Summer
M 25. KAGUYA
M 26. ReBorn
M 27. LPS
M 28. Love Story
M 29. トップガン
M 30. フルスイング
〜BAND INTER〜
M 31. ギフテッド
M 32. ROOOTS
M 33. 「生きろ」
M 34. 太陽のナミダ
M 35. ビューティフル
M 36. カナリヤ
M 37. 三銃士
M 38. 四銃士
M 39. ヒカリノシズク
M 40. SUMMER TIME
M 41. ポコポンペコーリャ
M 42. 裸足のシンデレラボーイ
〜4th BLOCK〜
M 43. NEWSニッポン
M 44. 希望〜Yell〜
M 45. We are Team NEWS
〜あいさつ〜
M 46. weeeek
M 47. 劇伴
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2023/12/22