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テイラー・スウィフト、米タイム誌「今年の人」に選出 芸術分野では初

 米シンガー・ソングライターのテイラー・スウィフト(33)が、米『タイム』誌の「今年の人」に選出された。芸術分野からは初となった。

米『タイム』誌「今年の人」に選出されたテイラー・スウィフト

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 1927年に始まった「今年の人」は、政治家や財界人などの男性が選ばれることが多く、これまでにアメリカ大統領14人、ロシア/ソビエト連邦の指導者5人、ローマ法王3人が選出されてきた。テイラーは芸術分野での功績が評価された初の人物となった。

 同誌は「今年は暗いことが多い年だった。分断された世界であまりに多くの組織が役割を果たせない中、テイラー・スウィフトは国境を越え、多くの人に光を与え、心を動かした」と評価した。

 2006年に16歳でデビューしたテイラーは、女性アーティスト史上最多のアルバムNo.1を記録してきた。最新12月9日付の全米アルバムチャートでは、5枚のアルバムがトップ10入りを果たし、生存しているアーティストで「アルバム5作品同時トップ10入り」の記録を達成したのはテイラーが初となった。

 今年行われたツアーではどのスタジアムも満席にし、記録を塗り替えた。『THE ERAS TOUR』は、2024年2月7〜10日の4日間、東京ドームで開催されることが決定している。

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