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喉頭がん根治の吉井和哉が2年ぶり復帰へ THE YELLOW MONKEY 東京ドーム公演決定

 ロックバンド・THE YELLOW MONKEYが、来年4月27日に約3年半ぶりとなる東京ドーム公演『THE YELLOW MONKEY SUPER BIG EGG 2024“SHINE ON”』を開催することが決定した。先月11日、早期の喉頭がん根治を公表したボーカルの吉井和哉にとっては、2022年1月14日のソロ公演以来、2年3ヶ月ぶりの復帰ステージとなる。

吉井和哉(上段左)がステージ復帰へ…THE YELLOW MONKEYの東京ドーム公演決定

吉井和哉(上段左)がステージ復帰へ…THE YELLOW MONKEYの東京ドーム公演決定

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 THE YELLOW MONKEYはコロナ禍の2020年11月3日、観客数1万9000人の制限がある中で東京ドーム公演を開催した。世界的にも早い段階で大規模なライブを成功させ、その後のコンサート業界において重要な事例に。歓声の代わりに、ファンが個々に録音した歓声を集めて会場で響かせる「Sing Loud!」企画も大きな話題を呼んだ。

 THE YELLOW MONKEYはこれまでにも、節目ごとに東京ドーム公演を開催しているが、今回のライブタイトル『SUPER BIG EGG』から思い出されるのが、再集結の翌年、2017年に2daysで開催された『THE YELLOW MONKEY SUPER BIG EGG 2017』。

 シングル曲やライブ定番曲が惜しみなく披露された“ベストセレクション”的ライブだったが、今回も結成35周年を迎えるアニバーサリーイヤーで、久々の“歓声あり”ライブとあり、内容に期待が高まる。チケットは、きょう17日午後9時よりオフィシャルファンクラブBELIEVER.会員最速先行受付が開始となった。

 さらに、約4年ぶりとなる新曲「ホテルニュートリノ」が、きょう17日よりWOWOWで放送/配信開始となる連続ドラマ『東京貧困女子。-貧困なんて他人事だと思ってた-』(毎週金曜 後11:00)の主題歌となることも発表された。

 経済誌の契約編集者である主人公・雁矢摩子(趣里)が貧困女性たちの現実を取材しながら、自らの目線や体感を通して、社会の矛盾や貧困問題の巧妙な仕組みを浮き彫りにしていく。このストーリーに吉井が寄り添い、主題歌「ホテルニュートリノ」を書き下ろした。

 THE YELLOW MONKEYとしては珍しい、シンセを入れたスカ調のアレンジや、吉井が「作品と今の自分の物語を混ぜ合わせた」という歌詞の世界観にも注目だ。

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