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BUCK-TICK櫻井敦司さん死去 57歳 公式サイトで発表「あまりに早すぎる旅立ち」 19日コンサート中に救急搬送

 ロックバンド・BUCK-TICK櫻井敦司さんが、19日午後11時9分に脳幹出血のため死去した。57歳。バンドの公式サイトで24日に発表された。櫻井さんは、19日の神奈川・KT Zepp Yokohamaで行われた公演中に体調不良となり、公演を中断。バンドのホームページでは、翌20日の公演の開催も見送りとすることが発表されていた。

BUCK-TICK櫻井敦司さん(中央)が死去

BUCK-TICK櫻井敦司さん(中央)が死去

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 公式サイトで「BUCK-TICKのボーカリストとして多くのファンに愛され続けていた櫻井敦司が10月19日KT Zepp Yokohamaにてコンサート中に体調不良により病院に救急搬送されましたが、令和5年10月19日午後11時9分 脳幹出血のため 息を引き取りました」と説明。「57歳というあまりに早すぎる旅立ちでした」と突然の訃報にショックをあらわにした。

 「葬儀はご遺族の意向により近親者にて家族葬として執り行われました 葬儀後の発表となり 皆様にご報告が遅れましたことを深くお詫びいたします」と報告。「故人の冥福を祈りつつ ここに謹んで御通知申し上げます なお ご弔問及びご香典 弔電 ご供花などのお気遣いは固く辞退させていただきます 何卒ご理解をお願い申し上げます」としている。

 「今年デビュー35周年で精力的に活動を行い9月には故郷 群馬音楽センターにて35周年を締め括るコンサートを行いました そして36年目を歩み始めた矢先でした」とし、「あまりにも突然の事に いまだ信じられない思いがいっぱいで 気持ちが混乱しており メンバー スタッフ共に 言葉に表すことができないほどの深い悲しみです」と心境をつづった。

 「後日 ファンの皆様と故人を偲ぶ場を設けたいと思っております 現在発表されておりますコンサートに関しまして 主催者及びコンサートを楽しみにお待ちいただいていたファンの皆様に ご迷惑をお掛けする事を深くお詫び申し上げます これまで櫻井敦司を応援していただいたファンの皆様 関係者の皆様に心より感謝申し上げます」と記した。

 BUCK-TICKは、櫻井さん(Vo)、今井寿(G)、星野英彦(G)、樋口豊(B)、ヤガミ・トール(Dr)によるロックバンド。1987年にビクターインビテーションよりデビュー。デビュー後わずか2年の間に日本武道館、東京ドームで公演を開催。その後も独特なポップセンスとダークな世界観を深く掘り下げていく一方で、常にその時代の先鋭的な要素を積極的に取り入れ、独自の音楽性を提示している。

 2023年3月8日には「太陽とイカロス」、3月22日に「無限 LOOP」の2作のシングル、4月12日には23枚目のオリジナルアルバム『異空 -IZORA-』を発売した。同月よりアルバムを引っ提げたホールツアーで全国を巡り、9月17日・18日にホールツアー、そしてデビュー35周年の締め括りともなるライブ『BUCK-TICK TOUR 2023 異空 -IZORA- FINALO』をメンバーの故郷である群馬・群馬音楽センターで開催した。

 10月からはライブハウスツアー『BUCK-TICK TOUR 2023 異空-IZORA- ALTERNATIVE SUN』がスタート。12月29日には日本武道館公演『THE DAY IN QUESTION 2023』の開催が決定していた。

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